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ひなた眞白
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慟哭の箱 12
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納得したか、と清瀬が笑いながら問う。照れくさいのかもしれない。
「…しました」
「ならいいけど…つまらんだろう、俺のこんな話」
「いえ、予想通りだった。嬉しいです…」
「うん?」
生まれてよかった、か。
あなたの言葉はいつでも、僕たちに温かな気持ちをくれるんだ。
この先もきっと。
作品名:
慟哭の箱 12
作家名:
ひなた眞白