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未花月はるかぜ
未花月はるかぜ
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そらのわすれもの6

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3-1


ホームルームと掃除が終わり、優太は慌てて下駄箱へ向かった。今日は知春と会う為、知秋と知秋宅に行く予定だった。しかし、掃除の後、英語で呼び出されてしまい、結局別々で下校することになった。急いで靴に足を入れる。
「中川くん、ちょっといい?」
鈴の音のような可愛らしい声が背中の方から聞こえる。優太は振り返った。
知秋の親友、丸井美紗が廊下のところで手をふっている。小さい背。ふわふわの猫っ毛。くりくりした目。知秋とはまた違った魅力の女の子だ。
「少し話せないかな?」
美紗は優太のところに行くと靴を履き替えた。
優太はちらりと校舎の外を見る。少し日が傾いてる。知秋は知春に交代する際に少し眠る。ここで美紗と話をすると知秋とは今日はもう会えないかも知れない。それは避けたかった。
「別の日に変えてもらうとかは無理?」
「早めがいい。」
美紗の顔つきは固かった。
「分かった。」
優太はとりあえず靴をしまった。何だか、おかしな空気だ。
「話す場所は?」
優太が聞くと美紗はひとけの少ない校舎裏に行きたいと言った。