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ひなた眞白
ひなた眞白
novelistID. 49014
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影ふむ鬼子は隣のだれか1 神末一族番外編

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「あーくだらんことばっか喋っとったら、のど渇いたわ。あんた、麦茶入れてき」
「えー」
「はよし!」
「はいはい」

瑞が立ち上がる気配がして、紫暮は慌てて襖から離れ、部屋に戻って夏布団をかぶった。心地よい眠気がやってくる。心がほんの少し軽くなったけど、そんなことは絶対瑞に言ってやるものか、と可笑しくなるのだった。




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