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たららんち
たららんち
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ぶろぐがわり

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社会人半年



 生存報告から数ヶ月、その間に起きた出来事も数知れず。新社会人として生活していく中で覚えなくてはいけないことはいくつもあり、理不尽もいくつか経験し、さてさてこの先どうなることやらと途方に暮れているしだいでございます。

 二週間ほど前でしょうか、外部研修も終わり、社内で提示された課題をなんとかこなし、ついに私は実務をすることになりました。最初の仕事は社内で使われているシステムの不具合を直すことです。最初から外部で使われているものを直すのはもしものことがあったとき危ないですからね。

 不具合を直す、ということはもちろんプログラムを見ていくことになるのですが、これまたひどいミスをしているところがいくつもあります。不具合の原因を見つけるたびに、「なんでこんなアホみたいなプログラムの組みかたをしてるんだこいつは」と脱力感に襲われますが、もしかすると自分も将来してしまうことなのかもしれない、と反面教師にもなります。

 そして、今週の水曜日から、私は新たに別の仕事を言い渡されました。その仕事とは、ひたすら社名のスタンプを押してひたすら番号を手書きし、ひたすら印刷してひたすら封筒に書類をつめる作業です。

 プ、プログラマーとはいったい……。

 まぁ、明かしてしまえば商品の展示会が近いのでその案内状を送らなくてはいけない、しかし人手が無い、ということで借り出されただけであり、一時的なものなのですが。
 この作業でも少し上司のやってることや言い分にカチンと来ることもありましたが、気にしていたらきっと白髪が何本になっても足りなくなってしまいます。むしろ抜けていっちゃいますかね。

 文を書いているとどうしてもマイナス方向へと進んでしまいますね。いけない、いけない、ポジティブな話題をしなければ。――そうそう、先日のシルバーウィーク、函館に行きました。函館山から夜景を見るには足で登るかロープウェイで登るかしなくてはいけないのですが、このロープウェイもなかなかに足元を見た料金設定をしています。
 ところが一緒に行った友達が、「これ、常務から貰った」と広げた紙を使えばただで乗れるのです。その紙とはなんと株主優待券。
 人脈って、大切なんだなぁ、と現金ながらも感じた瞬間でした。

 こんな感じで、なんとかやっています。
 これからは季節の変わり目ですし、インフルエンザももう少しで流行る時期です。みなさんも、特に体調には気をつけてくださいね。


作品名:ぶろぐがわり 作家名:たららんち