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たららんち
たららんち
novelistID. 53487
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ぶろぐがわり

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研究室のこと



大学の研究室では、脳波をとったりしています。
一言簡単にとるといっても、その作業は非常に面倒くさいです。
まず、酒精綿で頭皮を拭きます。
つぎにスキンピュアというもので皮脂をとります。これがザラザラで痛いです。禿げてしまうのではないかと危惧しています。
最後に名前の忘れたなんだかべったりとしたものを電極にくっつけて、頭にペタリ。
これがまたべたべたで大変なんです。
脳波をとり終わった後はもちろんこれをはがすのですが、電極がいくつもついていた頭はその分べたべた。
ウェットティッシュを使ってもとれません。
これをとる術は唯一つ、お風呂に入って頭を洗うこと。
しかし、いかんせん、コアタイム中に

「風呂いってくる!」

なんて暴挙はできません。
いや、研究室の雰囲気的にできなくは無いですが、やりません。

つまり、その日は頭べたべたで過ごす羽目になります。

これ、なんとかできねぇのかなぁと研究室の人と話し合いました。
もっと手軽に、もっと手短にできないかなぁと。

しばらく話して、ある一人がいいました。

「頭開いて直接電極つければ?」

大学四年にもなって、こんな馬鹿ことやってて大丈夫かなぁ、というのが最近の悩みです。

作品名:ぶろぐがわり 作家名:たららんち