ぶろぐがわり
脳のこと
脳みそには様々な部位があります。
上側頭葉だとか、STSだとか、私もよくわかりませんけれど、とにかくいろいろな名称があります。
中でも、前頭葉は人を人たらしめるための部分といっても過言ではないと思います。
ここを損傷したフィネアス・ゲージという人は記憶力などに変化はなかったのですが、以前と違い非常に短気になった、などの性格の変化がありました。
彼の友人は「もはやゲージとはいえない」とまで言ったそうです。(Wikipediaより)
ほかにも、ロボトミー手術なんてものもありましたね。
今では禁止されていますが。
そんな様々な部位のある脳みそですが、側頭葉内側の奥に存在する扁桃体という部位があります。
これ、英語では「Amygdala」といいます。
あるとき、教授からこれが研究の役に立つかもしれないと英語のパワーポイントをもらった私は、ヒィヒィいいながらそれを訳していました。
英語検定四級が受かるかも怪しい私は、どうしてもわからない部分をエキサイト翻訳やweblio翻訳などの機械翻訳に任せています。(ちゃんと単語の意味を調べて自分で考えたりもしてますよ)
がんばって訳していると、ある現象が表れる時の、脳活動が活発になる部位を列挙しているらしい部分がありました。
「Other areas do as well,including frontal cortex,SMA, insula,thalamus,amygdala」
とりあえず、機械翻訳をかけるかぁ、と何の気なしにコピーペーストをすると。
「他の地域は、正面の皮質、SMA、島、視床、アーモンドを含む同様にします」
んん? アーモンド?
頭の中にアーモンドが入っている……?
それは初耳だ!
世紀の大発見ではないか!
なぜ誰もこれを騒がないのか!
なんてことがあるはずもありません。
ちょちょっと調べてみます。
するとわかったことが一つ。
Amygdala=扁桃体ですが、これ、アーモンドの形をしているらしいです。
いやいや、だからってアーモンドと訳すのはどうよ、とツッコミを入れますが機械はどこ吹く風。
やはり機械翻訳は最終手段にした方がよさそうです。