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文が痛い

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カズ



 夏真っ盛り、会社の人達と海に行ってきました。千葉なんだけど、もう途中の田んぼの稲はもう穂が出て黄色っぽい。季節の移り変わりが早く感じる。それぞれ夫婦同伴でした。民宿に一泊して朝食前、皆外に出て散歩している。気がつくと皆二人で歩いているのに、俺は一人で所在なげに歩いていた。独身はもう一人いたが、その人はまだ寝ていた。普段感じない孤独感を感じてしまって、そそくさに部屋に帰ってしまいました。マコと一緒なら……そう思える人がいるだけでも、孤独感は薄れることも感じました。
 
 マコ、ニューマコになって、明るく綺麗になったかな。
 正直、聞くのもつらく、もどかしい話でした。ちょっとエッチなマンガでは見ていることでも……何と言っていいかわからない。記憶が消せたら……そうも思いました。

 勉強したことなんか、簡単に忘れてしまうのに、忘れたいものって忘れないものなんだなあと感じる。でも、たいしたことないよ。まだ若いからよく分からないけど、これから起こる楽しいことや苦しい事こと悲しいことの記憶によって上に覆われていくんじゃないかな。

 こんなことを書いていても、自分に自信がない。たぶん、無理に忘れようとすると、忘れられないんだと思う。いつの日か、何だくだらないことで悩んでいたんだと思える……はずだ。

 最近、聞いた音楽で何が良かった?
 今ね、リベレーションミュージックオーケストラ聴いている。スペインが舞台だっけかな。勇壮・悲哀・混沌・歓喜など、ドラマチック! ギターがいいよお。ベースも聴きどころが多いし、心にしみる。
 少しずつ眠くなってきた。おやすみ。

作品名:文が痛い 作家名:伊達梁川