日常の非日常
キンカン違い
家人が風邪を引いた。
数日前から、調子が悪いらしいことを聞いて、ベンザ○ロックを差し出していた。
蛇足だが、伏字にするなら、場所を選ばないと、微妙な感じ。→ベンザ○ロック。
そして、今日。
明らかに「風邪、引きました」的な声になって帰宅。
年末に、花梨をいただいて甘露煮にして、残った煮汁を煮詰めてジャムにしてあったものを「舐めろ」と、渡した。
かりんは、喉の痛みに効果があるらしい。咳止めにも聞くとか?
声が変になるということは、声帯の辺りが炎症を起こしているのだろうから、きっと、効くはず。
「キンカンも喉に効くんだよ。明日、煮てやろう」
と、いった母が、何を思ったか、
「キンカン塗って~ また塗って~♪・・・・・・って、歌もあるしね」
・・・・・・おかあちゃん。
そのキンカンは、多分、喉には効かないと思います。
・・・・・・多分。だけど。
(了)