The Evangelion -missing link-
「アスカ!」
呼びかけに少女が僅かに顔を上げ、立ち止まって再び俯く。
シンジはその様子に疑問を感じながらも、すぐさま腕を掴んで引き返し、駅舎へ駆け込んだ。
時間にして十秒にも満たなかったが、それだけでシンジはかなり濡れてしまった。
しかし、それ以上に着衣水泳でもやったのかと言うほどの様相を呈するアスカの姿。
髪は顔に張り付き、服も体にべったりと張り付いて柔らかいラインを強調している。
プラグスーツの方がよっぽどボディラインがはっきりと判る姿だし、彼女の半裸姿すら見た事があるのだが、それでもシンジは顔を赤らめた。
これで彼女の服の色が薄いものだったならば、透けて見える下着にシンジは目のやり場がなかったかもしれない。
作品名:The Evangelion -missing link- 作家名:*咲神トト*