漢字一文字の旅 二巻 第一章より
四の六 【諜】
【諜】、右の「某」は祝詞の入った器を木の上に置き、神に捧げることとか。
そして神意を問いはかる意味で、神聖な字だ。
しかし、謀反/陰謀とか良い意味には使われていない。
その中でも諜報部員、スパイとなり、洋画の007の世界だ。
だが日本にもいた、女スパイが。
それは幕末暗躍した……村山たか女。
しかし、たか女がいかにも悪女かと思いきや、その生涯は壮絶で、一途に愛に生きた女性なのだ。
鮎風遊の小説
女スパイ・村山たか女
『激しくも生き、されど終焉は……穏やかに』
http://novelist.jp/40638.html
詳細にはここで紹介させてもらっているが、簡単にその生涯を年表で追ってみよう。
作品名:漢字一文字の旅 二巻 第一章より 作家名:鮎風 遊