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有島そうき
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金色のうさぎ
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まぶしい光が僕を包む。光の粒子が肌の隙間から身体の奥へと入って来て、段々と光の中に体が溶けていく。
僕の身体が消える。僕が消えてしまう。
そんな中、僕は安堵のため息をつくうさぎの声を小さく、聞いたような気がしていた。
作品名:
金色のうさぎ
作家名:
有島そうき