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てっしゅう
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「哀の川」 第三十二話

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刺激的なことを話されるなあ、と由佳は思った。しかし、そのこと自体は素敵なことで本当なら純一がきっと喜ぶと嬉しく思えた。麻子と顔を見合わせて、くすっと笑った意味を、二人は同じことを考えていたのだと悟った。シャワーで汗を流し、帰りにいつものカフェで甘いものを食べてそれぞれ帰っていった。家に帰ると久しぶりに直樹を誘って、今夜ベッドに来て・・・と言った。ちょっと先生が話したことを試したかった気がしたからだ。昔と違い今は二人が毎日のように愛し合うことは無かった。仕事の疲れもあってか、久しぶり、ちょうど一ヶ月ぶりぐらいになっていた。直樹はそろそろと考えていたので快く誘いに乗った。

久しぶりだったので、早めに麻子の身体も十分になっていたし、直樹も出そうなぐらいに硬くなっていた。ゆっくりと直樹が入ってくる・・・気持ちいい部分に硬いところが触れて、さらに濡れてくる。直樹の動きが早くなるにつれて、麻子はぎゅっと力を入れてみた。より直樹のものを自分の中で感じることが出来た。

「麻子!しまっているね・・・なんだかいつもと違うよ・・・気持ちがいい・・・緩くして・・・出ちゃうから・・・」
「直樹!このほうが気持ちいいの・・・我慢しなくていいから、出して・・・早く動かして・・・」