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世界人口が１００億人を突破している。アラビア半島に永住者が急増

　日本だけでアラビア半島とサハラ砂漠全体を覆う太陽電池パネル発電施設を建造しはじめた。原子力発電に換算すると、原子炉１０００基分の発電に相当する。日本一国だけで巨大事業を行うのであるから、２１世紀後半の日本は世界で最もお金持ちの国である。霞ヶ関埋蔵金９０００兆円が見つかったのが、２０５０年であり、さらに国会議事堂や霞ヶ関には、万が一核戦争が起きても１００年間、地下で生活できる核シェルターが秘密裏に建設されていた。

　全世界の金を９０パーセント以上も都内の地下に隠していたことが判明された。結果的には日本は、世界で最もお金がある国と認められた。

　さんざんアルゼンチンの半分くらいの経済力だと言われ続けたけど、日本の閣僚たちが、天文学的な資産を隠し持っていたことが判明し、日本各地に大暴動が起き、自衛隊が全ての政党を解散させた。

　政界をリセットさせ政治のルールを書き換え中東諸国を一つの国に統一させることで、安定化させ、日本だけ一国による太陽電池パネル発電を建設することになった。人間が作ったもので唯一、月面から見える巨大建造物である。

　サハラ砂漠とアラビア半島の建物は、高さ基準が決まっており、５００メートル以下の高層ビルを建設してはならないという法律があり、１０００メートルクラスの超高層アパートに人々が住んでいる。

　超高層農業ビルが数千もあり、世界人口１００億人の食料を賄う事が出来るようになった。