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太嫌兎村

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 衣装が全く違う。
 ダーク・ブルーの役場ユニホームから激しく変身。
 真っ赤なレオタード姿での御登場。
 夕月ウサちゃんのスリムなボディラインがくっきりとあらわで、そのしなやかな柔らかい曲線が映える。

 高見沢の右脳の中で、その官能曲線がもつれ出す。
 髪をアップにまとめ、透き通るようなうなじがそこにある。 
 そしてそこから背筋へと、セクシーラインが伸びて行く。
 バストの膨らみは思いっ切り天へと突き出し、その曲線が実に滑らかにウェストをくびらせヒップへと走る。
 さらにその色気なボディーラインは、スラッとした長い足へと流れて行く。

 まさに美形。
 そしてメッチャ健康そう。
 下界では、こういうタイプを健康美人と呼ぶのだろう。
 そんな現代風夕月ウサちゃんが、さっそうとお出ましになられたのだ。

「夕月ウサでーす、…、よろしくね」
 いきなりの挨拶がとっても明るい。
「じゃあ高見沢さん、説明しますから、こちらの個室へ来て下さ〜い。ダイエット頑張りましょうね」と、声には張りがある。


作品名:太嫌兎村 作家名:鮎風 遊