森と少女~forest
雨男と住人達のパフォーマンス。
パフォーマンス終了。住人達は立ち去っていく。二人もそれについていくが、最後に一度アリスの方を振り返る。
雨女 「ねえ、アリス。もしまた会えたら、そのときはあなたの歌声を聞かせてね? きっと、どんな激しい雨の日にでもみんなに届く、素敵な歌声だと思うから」
雨男 「そのときは、是非私にダンスを教えて欲しい」
雨女 「(雨男に)練習したって踊れないくせに(アリスに)またね!」
雨女、雨男、立ち去る。
作品名:森と少女~forest 作家名:名寄椋司