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そして、二人は目出度く結婚をした。

それから随分と歳月が流れた。

今の大輔と亜伊火（あいか）、
一体どのように暮らしているのだろうか？
興味のあるところだ。

二人仲良く、幸せに暮らしているのだろうか？　
あるいは、悲しく辛く？
いろいろなケースが考えられる。

男の決意、そして … その結果。
ここでは、
世間一般の「その結果」の一例を紹介しておこう。

大輔は、亜伊火と結婚してからわかった事がある。
それはやっぱり亜伊火は素のままで、自由奔放で言いたい放題、
そして野生の香りがする妻だという事だ。

つまり、行き着く所は、
やっぱり愛人願望をずっと抱き続けているという事なのかも知れない。

今から考えると、
大輔は一風変わった『愛人派タイプ』の女に惚れ込んでしまった。
そして結婚をしてしまった。

これは自己責任。
だからと言って、大輔は後悔はしていなし、致し方ない事かとも思っている。
事実、大輔は亜伊火を充分愛して来たし、今も愛している。

「我々は、多分 … 幸せな方なんだろうなあ」
大輔はそう思っているし、そう信じたい。