カナダの自然に魅せられて ~リスを探して10日間~ (1)
5、バンクーバー雑感
バンクーバーの街を歩いていると、いろんな国の人に出会う。
「あ、日本人や!」と思ったら 韓国人であったり、中国人であったり…話している言葉を聞いて、ガックリしたり喜んだりしたものだった。
聞こえてくる言葉が関西弁だと嬉しくなり、ニコッとして無意識に振り返ってしまうのも不思議だった。
フランス系、イギリス系、アラブ系の人…様々な人が行き交う街、バンクーバー。
日本の国の中では外国人だとはっきりとわかる人はまだまだ少数だ。神戸でさえそうだ。
カナダには様々な国の人々が住んでいる。各国からの移民の人も多いと聞く。
そんな国だから、街中に日本人がいても『日本人だ!!』と目立たないし、どこの国の人でもOKという暮らしやすさがあるように感じた。
そんな自由な雰囲気の中でも、旅慣れぬ私のような旅行者にとっては日本語に出会うとホッとするものだ。
メインストリートには、鉢植えのお花が色とりどりに植えられていた。しかも足元ではなく、頭の上、街灯の電球の下あたりにあった。
赤・白・黄色・ピンクなどなど鮮やかな色のお花を丸い球状に飾りぶら下げてある。さすが花の街バンクーバーだ。
でも、ふと思った。お水をあげるのはどうしてるんだろう。
じょうろで水遣り…はできない高さだった。
ホテルの窓からの眺め素晴らしい。
窓の下すぐのところには、屋根全面に太陽光発電装置を取り入れている建物が見えた。
なんとそれは裁判所なのだそうだ。公共の部分でかなり環境について考えているようにも感じた。
また、林立するビル群の屋根越しのはるか向こうに、濃い緑の針葉樹の森が見える。
かなり広い…方角からして、あれが有名なスタンレーパークか。
都会のすぐそばに、原生林かと思わせる森があるのは心が安らぐ。
スタンレーパークのさらに向こうがわには海。その海を挟んで向こうには、バンクーバーの高級住宅街だといわれるノースバンクーバーがある。
冬にはスキー場となる高い山グラウス山も見える。
眺望が最高のホテルでもあったが、見ただけでバンクーバー自体が住みやすい町であると感じた。
また、人種も様々だが、日本と比べて電動車イスで外出している人が多いように思った。日本では電動車いすはまだまだ高価なもので、簡単には手に入らない。
カナダで目立ってると言うことは、それだけ道路や建物の段差も少ないし電動という動きやすい車椅子が手に入りやすい環境にあるのだろうか。
バリアフリーと言うと、バンクーバーのホテルも美月のマンションも段差ないフラットな部屋であった。
私がよく利用する日本のビジネスホテルでは、バス・トイレがフラットなところはまだ少ない。足を高く上げて「よっこらしょ」と段差を上がらないといけないところがまだまだも多い。(安くて古いところをよく使うからだろうか。)早く改善して欲しいものだ。
バンクーバーの街を歩いていると、いろんな国の人に出会う。
「あ、日本人や!」と思ったら 韓国人であったり、中国人であったり…話している言葉を聞いて、ガックリしたり喜んだりしたものだった。
聞こえてくる言葉が関西弁だったら嬉しくなって、ニコッとして無意識に振り返ってしまうのも不思議だった。
フランス系、イギリス系、、アラブ系の人・・・・様々な人が行き交う街、バンクーバー。
日本の国の中では外国人だとはっきりとわかる人はまだまだ少数だ。神戸でさえそうだ。
カナダには様々な国の人々が住んでいる。各国からの移民の人も多いと聞く。
そんな国だから、街中に日本人がいても『日本人だ!!』と目立たない、どこの国の人でもOKという暮らしやすさがあるように感じた。
そんな自由な雰囲気の中でも、旅慣れる私のような旅行者にとっては日本語に出会うとホッとしたものだった。
メインストリートには、鉢植えのお花が色とりどりに植えられていた。しかも足元ではなく、頭の上、街灯の電球の下あたりにあった。
赤・白・黄色・ピンクなどなど色とりどりのお花を丸い球状に飾りぶら下げてある。さすが花の街バンクーバーだ。
でも、ふと思った。お水をあげるのはどうしてるんだろう。
じょうろで水遣り・・・・はできない高さだった。
ホテルの窓からの眺めも、屋根全面が太陽光発電装置を取り入れている裁判所が見えた。
公共の部分でかなり環境について考えているようにも感じた。
また、林立するビル群の屋根越しのはるか向こうに、濃い緑の針葉樹の森が見えた。
かなり広い・・・あれが有名なスタンレーパークか。
都会のすぐそばに、原生林かと思わせる森があるのは心が安らぐ。
スタンレーパークのさらに向こうがわには海。
バンクーバーの高級住宅街だといわれるノースバンクーバー。
冬にはスキー場となる高い山グラウス山も見える。
眺望が最高のホテルでもあったが、バンクーバー自体が住みやすい町であると感じた。
作品名:カナダの自然に魅せられて ~リスを探して10日間~ (1) 作家名:ねむり姫