小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
深川ひろみ
深川ひろみ
novelistID. 14507
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

君が教えてくれたこと

INDEX|3ページ/9ページ|

次のページ前のページ
 

「歩いて十分?」
 安人は、少し考える様子を見せた。
「なあ、今日ちょっと時間もらえないかな。見せてもらいに行っていいか? 借りるよりそのほうがてっとりばやいし」
 祐一はわずかにためらった。安人はその空気を敏感に察したらしい。
「え……と、都合悪い?」
「いや、別にかまわないよ」
 祐一は気を取り直して言った。
「じゃあ、一緒に帰ろう」
「おう。よろしく」