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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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隠子の婚約+美人の退職+愛娘の受験+仕事の責任=幸せの1/2

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「旦那さんと何かあった?」
「あったって言うか、もう解決したんですけど」
小原は立ち上がり、博之に付いて廊下に出ようと歩き出した。博之は顔色を伺いながら、一緒に廊下へ出た。
「離婚してくれって、言われたんです」
「え? ええ!? えええ!!!」
博之は思わず、目線を小原の身長まで下げて、叫んだ。
「でも、大丈夫ですよ。本気じゃないくせに、夜中の3時ごろ突然起こされて、旦那、泣き出したんです」
「どうして?」
博之は空間を通じて、声が他の人に届かないように、階段の踊り場近くから離れて、
「何があったの?」
「何から説明していいか・・・私は何もないんですよ」
博之は、(まさか、退職の延期が原因で、夫婦喧嘩でもしたのか?)もっと想像を膨らませると、(小原に会社に残るよう、強引に頼んだ(ことになっている)自分との関係を、旦那が疑っていたりして・・・)
「風俗に行かれました」
「・・・? は?」
「旦那、最近口の中にヘルペスが出来て、それでググッてみたら、・・・ネットの情報って最終的には、ネガティブな方に行くじゃないですか。そうしたら、やばい性病としか考えられなかったみたいで、昨日泣きながらゲロしたんです」
「ああ、口内炎。年末からそんなこと言ってたね。それで不審に思って問い詰めたの?」
「いいえ。自発的に言い出したんです」
「なんで? 何を? どういう意味?」
「別にもういいんです。風俗ぐらい。私、涙も出ませんでした。でもあの態度が情けなくって」
「どうしてそんなこと、ばらしてしまうかな? 動転してたのかな?」
「はい。また後で説明します。楽しみにしておいてください」
「楽しみなことではないだろうけど、また詳細聞かせて」
「すみません。しょうもないことに付き合わせて」