小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

CROSS 第3話 『反逆者との交戦』

INDEX|2ページ/16ページ|

次のページ前のページ
 


 プラスチックが砕ける音が、ブリッジに響き渡った。
その音のあと、ブリッジに静寂が訪れた。少佐たちの動きも
凍ったように止まった。
パラパラと、プラスチックの粉や小さな破片が床に落ちた。
少佐以外の4人の尉官の視線が、少佐のすぐ後ろで止まった。

 静寂の中、少佐がゆっくりと振り返ると……、
そこには、椿が鬼も逃げ出すレベルの形相で立っていた。
彼女の右手のにぎりこぶしからは、粉がこぼれ落ちていた。
それは、プラスチック製のダイスの粉であった。

「何やってんですか!!!」
椿が大声で怒鳴った。 しかし、よく怒鳴る女の子である。
怒鳴られる原因をつくる少佐たちも悪いが……。

「……歯ぁくいしばれ! 修正してやるわ!」
 椿がげんこつをつくって、少佐の顔を殴ろうとした。さす
がに、無事では済まないと思ったのか、少佐はパッとその場
から離れた。だが、怒りが収まらない様子の椿は、少佐に近
ずく。
「修正してやるって、どこのガンダム乗りだよ!」
「言ってきかないんだから、仕方がないでしょう! 自業自
 得です!」
 少佐と椿はブリッジの真ん中にある少佐専用席の両側で向
かいあって対峙した。

   ピーピー!!

 ブリッジに突然、緊急的な電子音が鳴り響いた。索敵主任
である佐世保中尉が、急いで自分のポジションに戻ろうとす
る。