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わたなべめぐみ
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生きてきた足あと

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ごりごり書きました!執筆報告 2019/10/06



ごぶさたしております。わたなべです。
ここのところ何をしていたか……あれやこれやしていたのですが、それはとりあえず置いといて……

久しぶりに小説が書きあがりました!

novelist用に編集しつつ、今日明日から上げていこうかと思うのでよろしくお願いします。

タイトルは「欠けた満月の日」です。

コラボの謝恩会を書く以前から(もはやファースト・ノートを書く以前から?)あーでもないこーでもないと設定が右往左往し、そのたびに冒頭から書き直していたのでとんでもなく時間がかかってしまいした。

大学の卒論用に書いた小説を下地に、全く新しい物語にしました。

男女が車に乗ってどこかに向かう――ただそれだけのことに、今日まで生きてきた人間の想いや背景がつまっている。
そういう物語を今の自分ならこう書く、という思いをこめながら書きました。読んでいただけると嬉しいです。

短〜中編にしてお手軽に読んでいただこうと思ったのに、結局書きあがってみれば長編よりの中編です。いつものことです。お許しください。



ここからちょっと個人的なことなので、お付き合いいただける方はどうぞ











えー健康診断で病気が見つかりまして、通院に忙しい日々を送っておりました。
甲状腺疾患の「バセドウ病」というやつです。
成長に必要な甲状腺ホルモンが出すぎて、頻脈、血圧上昇、多汗、手の震え、イライラ、落ち着きがない、などの症状が出る病気です。
じっとしていてもマラソンで走っている状態なのでとても疲れます。
会社の健康診断で「甲状腺が少し腫れてますね。手を見せて」と言われて、自分の手がめっちゃ震えてるのにびっくりした次第です。

で、甲状腺が腫れてるときの自覚症状を調べたら全部当てはまったので、健康診断の結果を待たずに、専門医がいる病院にいきました。

そこで問診と血液検査をしていただいて、判明したわけであります。

いやもうびっくり、何がびっくりって自覚症状が全部あったのに、ただ調子が悪いと思っていたことですね。バセドウ病は更年期障害の症状にとてもよく似ていて、最近、周りに更年期で調子が悪い人が多かったので、「プレ更年期障害か?」とか考えていました。日々、忙しいですから、そりゃこんなもんだろうと思ってたんですね。健康診断がなかったら、症状が悪化していたのかと思うとゾッとします。

実際に、甲状腺ホルモンが上昇しすぎる「バセドウ病」は更年期障害に似ているし、甲状腺ホルモンが下降しすぎる「橋本病」は気力減退などうつの症状に似ていて、見落とすことが多いそうです。特に、甲状腺疾患は女性に多いとされているので、男性の橋本病は見落とされがちなんだそうです。

私は運よく、いいお医者さんに問診で見つけてもらい、自転車で行ける範囲(爆速20分とかですが)に専門医が見つかり、すぐに治療を始めることができました。

見落としがちな自分の体の声、ぜひしっかりと耳を傾けてほしいなという次第です。

で、なんでこんな個人的なことを書いているかというと、バセドウ病は寛解(完全に治ること)がない病気だそうです。発症の原因は遺伝的なもの以外はわからず、最低二年は薬を飲み続けて長いと5〜10年かかると言われました。一生付き合っていく病気です。

隠しているとミステリアスな雰囲気になるのかもしれませんが、私は言わなければ日常生活に差し障ることだと思い、サクッと周りの人に言いました。

甲状腺が腫れているからなのか、うまく歌えなくなったのでまずコーラスの先生と仲間に。爆速気味でちょっとペースダウンしないといけないと思っていた音楽仲間に、自分よりも年が上の仕事仲間に。会社の健康診断で見つかったので店長に。そして家族に。(おまけで「市民運動会のリレーにでてほしい」と言った町内の役の方に)

かくしてる間に病気が治るならいいのですが、そうではないようなのでサックリ言いました。

言うべきか言わないでおくべきか、悩む方もいらっしゃると思います。私は仕事仲間全員には言ってません。しんどくても収入がないのは困るし、働き続けるつもりですが、いずれやめる人もいるだろうから全員に言う必要はないかなと。コーラスと音楽仲間は一生のお付き合いにしたい人たちばかりなので、練習のあとに話しました。

なんかもう、すごく楽になりましたね。
楽になって初めて、なんであんなにぶっちぎりで突っ走ってたんだろうと思います。

やりたくてやってたわけですが、気づいたら自分を追い込んでヒイヒイ言ってるんですよね。バセドウ病が見つかって初めて、何もしないで休む自分を許そうと思いました。(家事はもともと手抜きですよ)

子どもたちも理解してくれて「ママ、寝てると思ったから自分で鍵開けようと思った」とか言ってくれます。泣きます。

というわけで、仕事に行きながらもアップアップしていた音楽の方をセーブしたら、急に小説が書きたくなってごりごり書いてしまいました。(え、そこにつなげるの?なんて言わないで)

自分の体の調子を見ながら、それを回りの人に伝えてちゃんとセーブすることってとっても大事なんだなと思いました。

(明日は合同練習日なので、アルトサックスの練習はしますけれどね……)