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ヤマト航海日誌

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それが〈大四畳半惑星人〉だ。この〈ノベリスト〉ってサイトでおれの『敵中』とこの日誌を読むのは全員がそうなんだ、と言うのがよくわかった。だから、場所を変えて最後まで中断なしに出してやることにしたわけさ。

〈大四畳半惑星人〉どもは、この一月の今もまだ、この日誌をこのサイトのトップに行かせないよう気をつけながら盗み読んでる。それしかできないやつらだからそれしかできない。なんて哀れな……。

〈ハーメルン〉ではもういよいよ市橋達也が何人も動き出したとわかるのに。市橋に先にやられてバレたらそこで、君の望みもおしまいだろとおれが再三ここで教えてやったのに、「嘘だ、嘘だ」と首を振るだけだっただろ。

それが君達〈大四畳半惑星人〉だ。なんて哀れな……。

おれが去年の十月に、〈ハーメルン〉でエース、つまり五人から星をもらって評価メーターの色が黒から赤に変わり、その翌日のアクセスがハネ上がったのだって見て知ってたろうに。その時点で評価は〈☆10〉がふたりに〈☆9〉が三人の9.4点。

でも数日後、〈ぼるてる〉ってのが〈☆6〉をつけてちょっと下がった。さらに12月初め、〈ヤマト〉が冥王星の氷を破って海から飛び出したところで〈ケチャップの伝道師〉ってのが〈☆5〉をつけてまた下がった。

そして今年だ。遂に古代をエースにしてすぐの正月二日に〈Y.T〉ってのがまた〈☆5〉。その翌日に〈Lメロイ〉と言うのが〈☆4〉をくれましたよ。それですっかりメーターの色がオレンジになってしまった。

そしてそして、ガミラス冥王星基地の構造が〈蓮池〉だと明かした日。ここで〈KENCHI〉と言うやつが遂に〈☆1〉をつけやがった。ちなみに、この〈KENCHI〉ってのはかなり前から『ザ・コクピット・オブ・コスモゼロ』を読んでいたはずで、六月にほんの数日の間だけ〈公開お気に入り登録者〉に名を連ねていたんだけど。

おれはもちろん一度登録しておきながら抜けたやつの名前は全部メモしてあるんだ。

ケケケケケ。でもってその二日後に『ライオン』を更新したところで〈ステルス兄貴〉てえのが〈☆5〉。

この連中がなぜいきなりこんなことをやったのか誰の眼にも明らかだろう。ストレートでわかりやすくていい感じ――みんながみんなそのようにおれを評価してくれてるわけだ。

うん。もちろん常にそれを心がけていますからね。

そこがダメなやつはダメ。『2202』のチクワの回はまるっきり何がなんだか見てわからない。同人レベルのTRPGリプレイをまんま見せられているようであり、『2199』のサルガッソーとどっちがマシか考えても目クソ鼻クソと言うものだから、考えるだけ無駄と思える。しかしその一方で、福井が何をやりたかったかオールドファンなら聞かずともよくわかる話であった。

で、あの回のデスラーだ。「大帝は初めから気づいている。わたしにとって〈ヤマト〉などなんの意味も持たないということを」と言ったと思うとその一分後に、「わたしは屈辱を忘れん男だ」と言う。

この男が何をしたいのかもわからんが、でもしかし、こいつはもともと西崎義展とおんなじで、屈辱は忘れないけど言ったことは言った端から忘れていく人間なのだ。そういうキャラクターなのだ。だからこれはこれでいいことにするとして、おれにはいつかの〈じぱんぐ〉なんかまったくもってどうでもいい。でも屈辱は忘れない。

同じ理由で〈ぼるてる〉以下の連中についても、おれにはどうでもいいのだけれど、屈辱を忘れぬためにここに名前を記しておくのだ。

別にいいだろ。おれの場合は、いつかの小澤太一とかいう写真屋と違っておれの盗用をする者の素性を暴いて晒そうなんて考え持っちゃいないんだから。むしろ今でもそれだけはできることなら避けたいんだから。

おれは〈盗用は不可能〉とバカがわかればそれでいいのだ。ああ、早く、誰か盗んでくれないかなあ。てゆーか、もう何人もやってバレかかってるんじゃねえかな。min305さんや杉鋸さんみたいな人のコメントにちゃんと返せず怪しまれてるとこなんじゃねえの。

おれは屈辱は忘れぬが、君らのことはどうでもいい。おれの場合にこれは矛盾しないはずである。それより、『ヤマト』だ。どうしよっかな、航海編。

『2199』のビーメラ星はまるでなってない話を前回書いた。なんで〈大気に毒がない〉ってだけで移住可能と言うことになるのか。反乱は沖田が倒れた機に乗じての行動なのに、それもイスカンダルの試練なのか。

とりあえず伊東は『日本の天皇さえ生き延びればいい』と言う考えの人間なのだとする。新見は〈移住可能〉と聞けば無条件に地球人類の全員が滅亡の日までに移住できると考えて疑わぬ術をかけられているとする。このふたりは前回に書いた通りこれでいいな。

で、伊東に従う者は、〈自分の家族も移住させてもらえる〉との約束を得ているのだが、多くはそれが果たされると決して信じているわけではない。一方で伊東同様に、〈天皇さえ救えばいい〉という考えの者もいる。

で、藪だ。こいつは〈ヤマト〉の女子クルーを何人か自分のものにし、ビーメラ星でハーレム生活しようと言う考えで反乱に加わる。伊東なんか無論途中で裏切る気だし、伊東の方でもやはり途中で捨てる気でいる。

後、島か。島は前回書いた通りでもいいけど、そこは考えどこだな。しかし、最大の問題は古代だ。こいつをどうするか……。

ただでさえ沖田が倒れた状況で、戦術長のこいつが水を汲みに行く。って、有り得ねえだろう。行くならやはりオリジナル通り森雪だろう。

ビーメラ星にはビーメラ星人がいなくちゃやっぱダメだろう。アナライザーと森は〈彼ら〉に捕まってしまう。しかしそこでアナライザーが、驚くべきことを言う。


「ワタシニハ、彼ラガ話シテイル言葉ガワカリマス。コレハ〈がみらす語〉デス」

「なんですって!」


――と、同じ頃〈ヤマト〉では、相原が地球からの通信波を受信していた。一体なんで突然に、こんなところで地球と通信が繋がるんだ? 疑問に思いながらも彼は、自分の親との交信を試みてしまう。画面に彼の母が映った。


「母さん……」

「義一。お前なの?」

「ぼくだよ、母さん。でもどうして……」


――と、そこで反乱発生。どうなる〈ヤマト〉!

こんな話は30分の一話きりではもったいない。当然、ここで前編終了、後編に乞う御期待だ。ハンカチを用意して待て!



作品名:ヤマト航海日誌 作家名:島田信之