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ihatov88の徒然日記

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72言論の自由 7/1



 こうやって書くとお堅くなってしまいますが、日本国内においては言論の自由というのが認められております。簡単に説明したら、何を言ってもいいと憲法で保証されてるようです。

 先日「憲法とは何ぞや?」とムスメに聞かれ意外にも即答できなかったので、資料を探してみてふと思い付いた話題がこれです。
 詰まるは、憲法は「日本の国の決まりと国民の権利と義務をまとめたもの」と言いましょうか。その21条に

   集会、結社及び言論、出版その他一切の
   表現の自由は、これを保障する。

とあります。

   ところがどっこい!

 なんぼ憲法で保証されてるからって何でも言って言い訳ではないと思うんです。

   * * *

 先日国会議員のセンセイ方が作家のセンセイを読んであーだこーだ言って波紋を呼んでおります。
 何でも言っていいんですよ。ルール(憲法)の範疇では。でも、それによって嫌な思いをする人がいるんやったらやっぱり控えるべきかなと思いますし、影響力のある人が言うのはやっぱりアカンのとちゃいます?間違っていることはもちろん、例え正しいことであったとしても。
 
 それについてセンセイは「冗談で言った」と釈明しておりますが、言われた方は冗談に聞こえませんよね。冗談ってのは言われた相手が

  「オレっていじられてる?おいしい?」

というのが大前提ですから……。言われた方を擁護するつもりは無いのし、その正誤について言及しませんが、冗談でも笑えないですねぇ。

 センセイ方はそれはそれで素晴らしいと思ってますよ、これは本当に、すべてではなくても正しいことも言ってると思います。その日は気に食わないことがあったのでしょう。
 レベルを落としてヤイヤイ言ったところで何の解決もしないだろうし、それじゃあ思い通りにならない人の愚痴みたいに受け取れるし、言うとむしろ火に油とちゃうかなと思うのはワタクシだけでしょうか?

   * * *

 これを他人事と思わずに、ワタクシたちも気を付けなきゃイカンと思うんです。こういった何かを表現するサイトですから、書き上げる作品もそうですけど、それに対するコメントも然り。
 たとえ苦手な人や思い通りにならないことでも愚痴を放言するのではなく、理解をし、させるだけの知識と教養を自らつけるよう努力をした方がいいかな、と素直に思います。憲法の12条にも

   この憲法が国民に保障する自由
   及び権利は、国民の不断の努力に
   よつて、これを保持しなければならない。
   又、国民は、これを濫用してはならない
   のであつて、常に公共の福祉のために
   利用する責任を負ふ。

とあるように。

作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔