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ihatov88の徒然日記

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25 安全運転で行きましょう 7.16


 ここ数日飲酒運転や脱法ハーブを吸って自動車を運転して事故を起こしているのがたびたび報道していますね。結論から言えばあってはならないことだと思います。それは当然、でもやっちゃう人は何度でもやってしまうものなんです。そういう人のせりふは決まって
「酒のんで運転しても事故しなかったらいい」
と言うのです。確かにその通りかもしれません。事故起こさなかったら誰も被害者はいません。

  しかし、しかしです!

 酒飲もうが飲まなかろうが事故って起きるんですよ!酒飲んだら当然事故のリスクは高くなります。もっと言えば飲まなくったって事故を起こさないなんてことはないんです。
 ワタクシも運転免許持ってます、それも数種類。そして仕事でもプライベートでも運転することがあります。会社でも事故防止に努めようなんてことは言います、そりゃそうです、事故したら経費から修理費出さなあかんねんから……。そういう問題とは別に、ワタクシは自分含め部下たちにもいつも言うのが、

  交通事故はいつもあるのだ(「〇〇細胞はあります」風に、これは冗談)

と指示をしています。事故はしないのではなく、常に横に付いているのです。だから気ぃつけよ、と言いたいのです。
 恥ずかしながら交通事故も交通違反も経験があります。その時はやっぱり「考えていなかった」または「見えなかった」から事故になったり違反したりと自己分析しています。
 
 冒頭にいいました飲酒運転、どれだけ怖いかご存知でしょうか?実はワタクシ、飲酒運転で事故を起こした経験があるのですよ……、以下はその時のお話です。

   * * *

 飲酒運転での事故、といいましても教習所の中のハナシです。

 大学生のころ、免許取得一年でやっと若葉マークが取れたころです。当時市内の教習所でバイトしていた大学の同級生が、
「おもしろいモニターあるんやけどやってみない?」
「ほうほう、何かいな?おもろいってのは」
「おなかいっぱいお酒飲ましてくれるよ」
「ホンマに?行く行く」
と言われて集合した先が教習所でした。
「こんなところで酒飲んでどないすんねん!」
とツッコミ入れる前にアンケートに答えてロビーに着席するとお酒が飲み放題で置いているんです。
 そうです、教習所の目的は

   「飲酒運転がいかに怖いものか」

を実験するための企画だったのです。そういや地元のテレビも来てました。
 というわけでなんだか雰囲気の違うところでいろんな年齢、性別、運転経歴、取得免許さまざまなモニターが集まってロビーで酒盛り、普段飲酒の習慣がなかった大学生のワタクシもいい感じに出来上がり、係の人に申告して風船みたいなものを吹いてアルコールの量を測ります。
「どうぞ、では車に乗って走ってみてください」
 というわけで教官を横に乗せて運転席に座ってエンジンオン。早速シートベルトを忘れるというお約束の注意力散漫!それからグダグダで、速度感覚は速くなっているわ、車庫入れできっちりポールに当てるわで、これが公道だったら……ゾッとする話です。
「あー、飲酒運転はやめとこ」
と思いそれからはしていないのです。酒飲んで運転したら私の場合間違いなく危ないです。まあ本当に事故起こして人を殺めてしまってからじゃ遅いので貴重な経験ができたかなと今では思っています、ドライバーとして。もともと外で酒飲む習慣はないんですが。

 余談ですが、自動二輪のモニターもする予定だったらしいですがあまりに危険ということで取りやめになったそうです。

   * * *

 とにかく、運転というのは技術よりもモラルが大切なんだと思います。する人はするので、防衛運転につとめるとともに、違法な運転をできないようなインフラの整備がなされたらいいなと説に思う今日この頃です。
 
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔