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ihatov88の徒然日記

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31 これも社会貢献 8.27


 今日は仕事中待機時間が長くあったので、一人街に放り出されてしまった。振って沸いた自由時間なのに案外することって、ない。そんでお腹もすいていたので何か食べようかなと思っていたけどどこもいっぱいで並ぶだけで汗が噴き出す。
 そんな時の商店街の真ん中です。暑い中一人の青年が助けを求めるように何かをお願いしているのです。
「ほうほう、何かいな」
と思ってその声にすい寄せられるようにいくと青年は大きなプラカードをもっているのです。確かに助けを求めている!そのプラカードの内容とは、

    献 血

のお願いなんですよ。
 ワタクシのあいた時間はおよそ一時間。急に出来た暇なので誰も相手してくれる人がいない。
「よし、決めた!」
 というわけでワタクシは空いた時間でちょっとだけ社会貢献しようと思ったのです。

   * * *

 献血をするのはかれこれ10回目なんです。20の時に大学に来ていた献血車でしたのが初めてです。特に決め込んで行くようなものではありませんので、足掛け20年の年月をかけてようやく10回目の献血となりました。ペースで言えば2年に1回。これが早いのか遅いのかわかりませんが、いつも献血センターの前を通るたびに困っているプラカード持ちの顔をみて協力してやろうかなと思うけど結局しないのがワタクシ、いやそう思っている人はたくさんいると思います。
「まぁ、して困る人は誰もおらんワケやし」
ということで献血センターの扉を通ったのです。

 必要事項にチェックをいれて血圧測ってさあ採血。待ち時間は長いのですがその間飲み物は飲み放題だし、むしろ
「水分は取ってくださいね」
といってジャンジャカ勧めてくれる。アイスクリームもあるし、お昼食べましたか?の質問にノーといえばおやつもくれる。ああ、至れり尽くせりだ。たった400mlの血液を提供するだけでこんなにもサービスしてくれるのか。なら毎回でも献血に行ってやろうじゃないか!
 ――ってな質問を採血中に看護師のお姉さまに質問してやったら、

   提供できる血液は年間1200ccまで、400ccの献血なら3回まで

ということなんだそうです。それも三ヶ月おきが最低条件だそうです。
なーんだ、残念。でもまあ納得といえば納得か。そんなに血ばっかりながしていたら大変なことになりそうですから……。

   * * *
 
 採血がおわり、しばらくの休憩をしていると受付から記念品が
「ありがとうございます、通算10回目の献血の記念品です」
と渡されたのはガラス製の盃と感謝状。
 1回400ccということは10回で4000ccの血液を提供したことになります。人間の血液量は体重の13分の1くらいだからワタクシ70キロくらいなのでおよそ5キロ、そうですかあれだけ血を流したのにまだ自分の全部の血を提供していないことになります。もちろん、一度に流してしまえば当然死んでしまっているでしょうが……。
 それはさておき、こんだけ感謝されるんだからいっそのこと100回目標に献血したろうかしらん?と思っているのです。
「えーっっ、と。献血は70歳まで出来て、今が40歳。通算10回年3回までやから……」
 これから70になるまで毎年3回づづ献血したら3×30+10でちょうど100回ではないですか!その年なるまで社会貢献の名のもとに献血ができるように健康であるようにがんばろうという目標が出来ました。

 っと、そうこうしているうちにワタクシの携帯に待機時間の終わりを告げるコールが。しまった、昼飯食いそびれた……。まあ、いいか。さっき献血センターでパンやらお菓子やらアイスやら腹いっぱいいただいたし――。

作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔