Bhikkhugatika
魔法の真善美
文学を独創的に作ることは真に楽しいものだ。頭の中の疑問を取り出して眺めることができる。論理を調べて、疑問を自分なりに少なからず解明することができる。のみならず論理の普遍的性質によって、自分の疑問とその解明の過程を時と場所を越えて他の人と共有することすらできる。真をみんなで探究することのできる文学のこの性質は、正しく魔法である。
文学を独創的に作ることは善く善く楽しいものだ。自分がどのようにするとどのようなことが起こるのか、書き出して調べることができる。自分がどのような観点で見てどのように思惟しどのような行為をするとうまくことが運ぶのか、自分なりに少なからず解明することができる。のみならず自然の斉一性によって、自分の思考実験の構造と解明の過程を、時と場所を越えて他の人と共有することすらできる。善をみんなで探究することのできる文学のこの性質は、正しく魔法である。
文学を独創的に作ることはいしくも楽しいものだ。自分が心を震わせるものを自分で作って自分に与えることができる。不滅の一宇宙を創造してその姿を眺めることができる。のみならず人間の認識のほとんど神秘的な同一性によって、自分の創造した宇宙を、時と場所を越えて他の人と共有することすらできる。美をみんなで探究することのできる文学のこの性質は、正しく魔法である。
さあ、この魔法の技によって、太古から人から人へと伝承されてきた慈しみと叡智の伝統を、私は受け継ごう。この伝統に加わり、当世に役立て、後世へと繋げることに、私が母上からいただいたこの力を、存分に用いるとしよう。
作品名:Bhikkhugatika 作家名:RamaneyyaAsu