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▽夏彦先生の顔が赤いワケ

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ピンチ



「日向・・あ、あのな」

「待って、国枝先生」

誰も来ないであろう旧校舎の廊下に
昼休み、日向を呼び出した。

「なんだよ・・」

「ごめんとかそんな感じのことだったら俺、聞きたくない」

今まさに「ごめん」って言おうとしてたんだけど!

「いや、あのっ・・はは」

むすっとした表情の日向が俺にゆっくりと近づく。

「ちょ、日向・・っ」

日向と俺の距離が近づく度に、俺は少しずつ後ずさりをする。

ドンと壁にぶつかる音と同時に、俺の逃げ場はなくなった。

「もう逃げられないね、国枝先生」

「なっ!からかうなっ!」

日向の指が俺の唇をゆっくりとなぞる。

「・・っ、サカってんじゃねーぞ」

俺が睨むと、日向が呆れたように溜息をついた。

「てゆーか、先生がなに想像してるか知らないけど
昨日は別になにもなかったよ」

「・・・は?」

「普通に先生んち行って、帰んの面倒だったから泊まっただけ」

「ほ、本当か・・?」

「なに想像してんの?裸同士だったらそんなおかしい?
男同士じゃん。やっらしー」

日向が俺を見ながらニヤニヤするのを見て
なんてゆーか、自分の恥ずかしい勘違いに呆れたとゆーか
ホント、自意識過剰もいいとこだ。
どんどん自分の顔が赤くなっていくのが分かった。

「からかうのもいい加減にしろよっ!
じゃぁなんであんな意味ありげな言い方したんだっ!」