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ほかほかだいすき

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まいあさ、おかあさんは、ごはんを たく。
 白いごはんから ゆげが ほわほわ あがっている。
 おかあさんが、みんなのおちゃわんに ごはんを いれる。
わたしは、テーブルに はこぶ おてつだい。おみそしるは、おかあさんが はこぶ。
かぞくみんなが テーブルに そろった。

「いただきます」

 小さな ごはんのお山に たまごのふりかけを かけた。
ごはんを おはしで つまむと ゆげが でた。
「おはしの もちかたが じょうずに なったわね」 おばあちゃんが ほめてくれた。
ごはんを お口に 入れると あつかった。 ふうってしながら、ごはんを たべた。

 おとうさんは、大きな おちゃわんに ごはんのお山。
白いごはんの上には、のりのつくだにと なまたまご。
ごはんを たべたり、しんぶんを よんだり、まるで しんぶんが おかずみたい。
おとうさんは、いそがしいな。
「うまいなぁ」おとうさんが いった。

 チンと トースターが なった。
 おねえちゃんは、あさは いつも トーストだ。やけたパンに バターが とけていく。
かじると、さくって 音がした。いちごのジャムも つけて おいしそう。
おねえちゃんだけ ぎゅうにゅうを のむ。
 だいどころには おねえちゃんと おとうさんの おべんとうが おいてある。
あさ、おかあさんが にぎった おにぎりだ。
「おかあさん、おにぎりを にぎるの あつくない?」
「あついわよ、でも、みんなに おいしくたべて もらえるから おかあさんは、がんばるの」

 おにぎりも いいなぁ。

 おにいちゃんは、ごはんの上に、おかずを たくさん のせている。
こんぶに しゃけ、ふりかけも かけて、たまごやきまで のせちゃった。
てっぺんには ウインナーを のせたけど、まるくて ころっと おっこちた。
おにいちゃんは あわてて たべちゃった。

 おじいちゃんは、まいあさ なっとうを ぐるぐるかきまぜる。おしょうゆと、たっぷりの からしをいれて、かきまぜる。
ねばねばの糸が でてきたら、ほかほかごはんのうえに てんこもり。
「だいずは、はたけの にくだ。からだに とっても いいんだぞ」
おじいちゃんは、にっこりわらって、おいしそうに たべる。 
でも、わたしは においが だめ。
作品名:ほかほかだいすき 作家名:甜茶