小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

こっくりさん代行

INDEX|1ページ/6ページ|

次のページ
 
武野「なあ、本当にやるのか?」
城川「当たり前でしょ!」
危山「こっくりさんなんて、いるんですか?」
牧原「怖いよ〜」

 四人の小学生の男女が、放課後の教室のスミに集まっていた。
彼らが囲んでいる机の上には、文字がたくさん書かれた紙と10円玉
があった。
 この暇そうな四人組は、こっくりさんを呼ぶつもりらしい……。

城川「大丈夫よ。もし、こっくりさんがブチ切れたら、武野が焼き土
  下座してくれるわ」
牧原「ああ、それなら」
武野「誰がするか!!!」
危山「……どうでもいいですから。さっさとやりましょうよ」
城川「そうね」

 そして、四人は、こっくりさんを呼ぶ儀式をすることにした……。

四人「こっくりさん、こっくりさん、来てください」

 四人は、こっくりさんを呼んだ。

 ……しかし、何も起こらなかった……。

四人「こっくりさん、こっくりさん、来てください」

 もう一度、四人は呼んだ。

   ドロン!!!!!!

 安っぽい音とともに、近所迷惑レベルの煙が発生した……。

作品名:こっくりさん代行 作家名:やまさん