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 翌日、オレ達セイヴァー・エージェントは保健室に集められた。
「バロ星人クォール、宇宙をまたにかける凄腕のヒットマンよ」
 千鶴ちゃんのパソコンの画面にその異星人の姿が映し出される、
 両肩に金の角が突き出たような銀色の裾の長いコートに茶色のブーツ、そして青い体毛に猫のような耳の異星人だった。
 こいつは金の為に14の惑星で30人もの宇宙の大物を手にかけてきた。
「こいつが地球に来たってか?」
「だけど地球にビップが来るなんて情報きいてないぜ」
「正確に言えば仕事じゃ無くて宇宙船の損傷ね、彼を追って来た宇宙警備隊との交戦でエンジンをやられて地球に落下したのよ」
 しかし奴はまだ生きているらしい、
 落下地点で殆ど大破した宇宙船の内部にも周辺にも死体が見当たらなかったからだ。
 ちなみに木っ端微塵になった宇宙船の方は隕石の落下として探索派のセイヴァー・エージェントが情報操作で処理をしてくれた。
「たとえ逃げたとしても探索派のセイヴァー・エージェントが見つけるのも時間の問題じゃ無いのか?」
「ええ、だから貴方達はいつでも出撃できるようにしておいて」
「「「「了解」」」」 
 オレ達は頷くと保健室を出た。
「さ〜て、探索派の連中が探し出すまでのんびりしてよ〜ぜ〜」
「わ〜い、じゃあアタシはゲームしてる〜」
「そんな訳に良くか! 俺達はこの星では学生だ。節度を守って規則正しい生活を保ちながら武器のメンテナンスをして出撃の準備を……」
「そこまでする必要はねぇだろ、探索派が探し出すのも時間の問題なんだし、オレ達は待ってりゃ良いんだよ」
 そんな話をしながら各自の教室に戻ろうとしていた時だった。
 だがいくら待ってもオレ達に出撃命令は降りなかった。