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ミムロ コトナリ
ミムロ コトナリ
novelistID. 12426
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マジェスティック・ガールEp:1 まとめ

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5.



 あともう一、二回ほどシャトルを乗り継げば、プランタリアに到着するであろう 、そこに位置するコロニ―での出来後である。
 カフェのテラスで食事を取っていた所。街頭のCGホログラムビジョンに映る”彼ら”の姿に、ミミリの目は釘付けになっていた。
メディアのインタビュア―の質問に答えている、金髪碧眼の青年と、緋色の長い髪の女性の姿がビジョンに映っている。
  士官学生でありながら、<アクエリアス>を装着しアクトゥスゥと戦う、 プランタリアを守る十人。――通称<リミテッドテン>。
 ビジョンに映る二人は、そのメンバ―であった。
 金髪の青年は、ヒューケイン・D(ダリア)・プラタナス。
 緋色の女性は、凛・A(アキレア)・アルストロメリア。
 彼らは、有事とあれば真っ先に出動し、アクトゥスゥ変異体と戦う使命を背負っている。いわば、人々を守る<英雄>だ。
(私も、いつかはなれるかなぁ…)
 ミミリを始め、他のプランタリア士官学生にとっても、<リミテッドテン>の称号は羨望と憧れの対象であり、いつか自分もその誉れに預かりたいと淡い憧憬を抱いていた。
(さて、あともうちょっとだ。がんばって働いて、早くプランタリアに帰ろう)

 それから三日後、ミミリはプランタリア行きの直行シャトル便に乗ることになる。

   ◆   
 
 ミミリは、AQUA―Sを着て宇宙を漂っていた。

 ――はてさて。
『これは一体どういうことだ?またもやシャトル絡みだ』

 やっとこさ、プランタリア行きのシャトルに乗れたというのに、結局は宇宙を漂流する
羽目になるというこの有り様。絶望を通り越して、もはや笑うしか無い。
「あは…」
 もう、本当にどうでもよくなってきた。
 ミミリの口から、思わず乾いた笑いがこぼれていた。
「はは…。あ…あはははは…。はは……」