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陰陽戦記TAKERU 後編

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 その夜、とある町の空手道場の師範が襲われた。
 体中痣だらけで頭からは血を流して気を失った彼を見下ろす黒い影があった。
『チッ、こいつもか……』
 檮杌は舌打ちをする、檮杌は自分の力と適合できる器を探していたのだった。
『一体どこにいやがるんだ。この俺様の力を引き出せる奴は?』
 檮?は地団太を踏む、
 すると自分の後ろに黒い影が浮かんだ。
『荒れているな、檮杌よ。』
『饕餮か、何の用だ?』
 檮杌は饕餮を睨みつける、
『器が見つからずにあれる気持ちは分かるが、お前が襲っているのは陰の気の弱い、どちらかと言えば陽の気の方が強い普通の人間だ。我々とでは波長が合わないのはお前とて知っているはず』
『うるせぇ!』
 檮杌は獣の叫びのように饕餮を怒鳴り散らす、
『俺は俺のやりたいようにやる、誰の指図もうけねぇっ!』
『……フン、まぁいい、だがこのままではお前は消滅する、それが嫌ならここに迎え』
 すると饕餮の目が輝くと檮杌の目も輝いた。
 饕餮は自分の意思を檮杌に送ったのだ。
『後は貴様の好きにしろ、私は行かねばならぬところがあるのでな』
 饕餮は黒い球体になると空に飛んで行った。
『チッ…… 今回ばかりは仕方ねぇか』
 すると檮杌も黒い球体に姿を変えるとその場所へ向かった。