小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
ほのむら伊流
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 498
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
竹草少女
INDEX
|50ページ/64ページ|
次のページ
前のページ
彼は咄嗟に念じた。ただ一言「もういい。やめろ」と。
その一言で化け物は少女を手放すのだった。
「げえっ、ごほ…おえっ」
雑巾のように落下した少女が口元から糸を垂らして倒れているのを、聡雅はただただ見ていた。
彼は自分の手を見つめた。
「これは…俺が、やったのか?」
それはひどくリアリティが無いのに―――何故だか生々しいのだった。
少女の嘔吐する音と様子も、彼にはひどく遠く見えた。
「そうだよ。これは君がやったのさ」
その場に不釣合いな、別の爽やかな声が聞こえたのはそのときだった。
作品名:
竹草少女
作家名:
ほのむら伊流