【別説】神も仏もない
という発想も、どこかの発想を納得させるものだと考えると、生まれ変わりというものが、
「今のまま生まれ変わる」
ということなのか、それとも、
「赤ん坊として、生まれ変わる」
ということになるのか?
ということであり、それが、
「死んだ瞬間に生まれた」
ということで。それを納得させるのだとすれば、
「子供で生まれ変わる」
という発想はおかしいといえるだろう。
しかし、それは、宗教的な発想ということで、それを納得させようとすれば、こちらも、
「時空のねじれ」
という発想から、
「タイムトラベルというものの信憑性を認める」
ということになるだろう。
それを、坂口は、
「帝の科学」
という団体と結びつけて考えた。
元々、別の発想があったのだろうが、宗教団体ということを発想の元ということにしているということから、
「タイムパラドックス」
というものと、
「生まれ変わり」
という発想が、
「タイムトラベルというものをその原点ということで考える」
ということになれば、
「この世での理不尽」
と言われる、
「尊厳死という問題」
というものが、いかに解決させることができるかということになるだろう。
普通に考えれば、
「どうして、生きている人間が、家族というだけで、人生を棒に振らなければいけないのか?」
と考えると、出てくる言葉とすれば、
「神も仏もないものか?」
ということである。
「教祖の不貞」
という発想も、この
「SF小説」
というものの発想から生まれただけのことであり、実際には、
「不貞などというものはなかった」
といえるだろう。
ただ、実際に不貞があったとしても、それが悪いことなのかということは、
「誰にいえるということか?」
ということになるだろう。
「生まれ変わり」
という発想は、本当に、
「神も仏もないもの」
といってもいいかも知れない。
要するに、
「別の意味での、神も仏もない」
ということであった。
( 完 )
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作品名:【別説】神も仏もない 作家名:森本晃次



