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詐欺事件のフィクション

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「人件費節減」
 ということではなく、
「適正な経費の遣い方」
 ということだったわけなので、悪い意味で言われることではなかった。
 しかし、実際には、
「人件費節減というものが、一番の経費節減につながる」
 ということで、
「経費節減の悪い意味での代表例」
 として言われる言葉になったのだ。
 会社としても、
「何とかして、人件費を節減」
 ということで、
「早期退職者を募る」
 ということをしてみたりする。
 バブル崩壊後の社会」
 というのは、
「会社を辞めても、そのまま残っても、どっちも地獄」
 ということであった。
 だから、
「どうせ、そのうち首になることを思えば、今のうちにいい条件で退職し、新しい会社を探す」
 という方が得策ではないか?
 ということであった。
 実際に、早期退職者ということで、その応募に乗れば、
「退職金の上積み」
 ということであったり、
「本来であれば、本人都合の退社」
 というものを、
「会社都合にする」
 ということで、
「失業保険の受給に関して、都合がいい」
 ということになり、最終的に、
「早く辞めた方が得田」
 と思わせる作戦である。
 実際に、
「どっちがいいか?」
 ということは分からないが、会社の方とすれば、
「取り合えずの急場を乗り越えることができる」
 ということになるのだろう。
 だから、
「本人とすれば、どっちが得かは分からないが、目の前の失業保険の給付を考えて、早期退職を考える」
 という人もいることだろう。
 そんな時代において、
「会社に残る人も地獄」
 というのは、なんといっても、
「給料が以前に比べて全然減った」
 というのが一番ということであろう。
 しかも、その分、人が減っているということで、事業の拡大分の仕事は減っていても、それ以上に、人を減らしているのだから、当然、仕事量は、前に比べて、かなり多いとおいことになる。
 さらに、
「産業はNG」
 ということである。
「せっかく人件費を減らしたのに、残業して、残業手当を払うということであれば、それこそ、
「リストラなどしない方がよかった」
 ということになるだろう。
 そういう意味で、
「残業はしてはいけない」
 ということから、一時期は、仕事の量も、
「残業しないでいいくらいに減らす」
 という時代があった。
 そのために、今まで、残業をしていた社員が、残業をしなくなったということで、
「時間が余ってしまった」
 ということになるのであった。
 だからといって、
「飲んで帰る」
 ということを繰り返していれば、生活できないというのは当たり前ということで、一時期であったが、そんな時間の余った人に対して、
「趣味や勉強」
 という時間を持つというのが、トレンドだったという時代があった。
 しかも、
「お金のかからない趣味」
 というのが叫ばれるようになってきた。
 実際には、
「実用性のある趣味」
 ということで、
「英会話教室」
 であったり、
「パソコン教室」
 というのが、結構人気だったりした。
 後は、
「スポーツクラブ」
 というのも、実際には人気だった。
 スポーツクラブ」
 というと、体を鍛えるというのは当たり前のことだが、人によっては、特に若い連中からすれば、
「ナンパ目的」
 という人もいたことだろう。
 知り合うにも金がかかる」
 ということを考えると、
「身体を鍛えながら、異性と知り合えス」
 ということで、結婚相談所などに金を使うことを考えれば、安上がりというものだ。
 そもそも、
「バブル崩壊」
 ということで、明日の仕事も保障されていないということから、
「結婚などというものが、本当にできるというのか?」
 ということであった。
 そういう意味で、
「本を出したい」
 というのは、、ある意味、趣味としては、実際には結構、高貴なものである。
 昔であれば、
「誰もが考えたことのない」
 ということである。
 しかし、
「お金がかからない趣味ということで、うまくいけば、小説家としてデビューができて、それこそ、夢の印税生活ができる」
 と考えれば、それこそ、誰もが飛びつく趣味といってもいいだろう。
 なんといっても、
「お金がかからない」
 ということである。
 実際には、その当時であれば、まだ、パソコンというよりもワープロの時代で、
「手書きかワープロか?」
 ということで、まだまだ、手書きも多い時代だった。
 そういう意味で、
「原稿用紙か、ノートと、シャーペンか万年室か?」
 というだけのもので、後は、頭の中で組み立てたものを、作品として仕上げればいいというだけのことである。
 ワープロを使う場合でも、最初に機械さえ買っておけば、後は、用紙と、インクという消耗品代だけということである。
 機械というのも、小説を書くだけという目的以外にも使えるということで、正直、
「金がかかる」
 ということはないだろう。
 実際に作品を作り、
「小説家になりたい」
 と考える人のためのツールさえあれば、それだけでいいといえるだろう。
 それが、
「自費出版社系」
 ということで、彼らのやり口としては、
「応募原稿は必ず読んで、批評を書いて返します」
 ちいう触れ込みだったのだ。
「小説を書く人が喉から手が出るほどほしい」
 と思っている
「作品に対しての批評」
 というものであるが、
「それをちゃんと書いて送り返してくれる」
 ということであるのだから、実際には、
「想定していたほどにない批評」
 ということであっても、
「ちゃんと返してくれる」
 というだけでも、誠意が見えるということで、、ありがたいと感じることであろう。
 今までであれば、
「見もしないくせに、あたかも見るというふりをして、預かっておいて、後はゴミ箱」
 という、
「編集者の風上にも置けない」
 という連中を思えば、実にありがたいことだといえるのではないだろうか?
 そういう意味で、
「簡単に騙される」
 ということになるだろう。
 そもそも、昔から、
「小説家になりたい」
 と思っている人というよりも、
「お金のかからない趣味」
 というものをすることで、
「あわやくば、小説家になれるかも知れない」
 という状況が目の前に広がっているとすれば、
「にわか小説家」
 と言われるような連中が、
「簡単に騙される」
 ということになるのであろう。
 特に、元から、
「小説家になりたい」
 ということで、いろいろ勉強している人であれば分かるのだが、
「そんな連中でも、小説を書き始めた時期というのは、結構、自分が小説を書いているということで、自惚れている」
 といってもいいだろう。
 それだけに、
「にわか小説家」
 ともなると、
「小説を書いている」
 というだけで、自分には文才があると思い込んでいるだけに、騙そうとしている連中からみれば、簡単に騙せるというものである。
 実際に、
「アマチュア小説家」
 というものと、
「プロ小説家」
 というものの違いというものが分からないということで、その奥にあるものとして、
「集団意識」
 というものがあるのかも知れない。