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近未来改造計画

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この物語はフィクションであり、登場する人物、団体、場面、説定等はすべて作者の創作であります。似たような事件や事例もあるかも知れませんが、あくまでフィクションであります。それに対して書かれた意見は作者の個人的な意見であり、一般的な意見と一致しないかも知れないことを記します。今回もかなり湾曲した発想があるかも知れませんので、よろしくです。また専門知識等はネットにて情報を検索いたしております。呼称等は、敢えて昔の呼び方にしているので、それもご了承ください。(看護婦、婦警等)当時の世相や作者の憤りをあからさまに書いていますが、共感してもらえることだと思い、敢えて書きました。ちなみに世界情勢は、令和6年10月時点のものです。お話の中には、事実に基づいた事件について書いていることもあれば、政治的意見も述べていますが、どちらも、「皆さんの代弁」というつもりで書いております。今回の事件も、「どこかで聞いたような」ということを思われるかも知れませんが、あくまでもフィクションだということをご了承ください。

                 プロローグ

「時代は近未来」
 といっても、
「どこからの近未来となるのか?」
 ということが問題である。
 ただ、時代というのは、何かのきっかけで、一気に発展したり、それまでとはまったく違った世界を構成するということになったりする。そういう意味で、
「昨日とはまったく違う世界が開けた」
 ということで、
「たった一晩で、数十年の歴史に匹敵するくらいの出来事が起こってしまった」
 と言われることもあったりする。
 それが、過去の歴史では、王朝の崩壊であったり、クーデターなどというものだっただろう。
 しかし、今の時代は、軍事クーデターなどというものが起こっても、政治が大きく変わるということはなかった。
 そもそも、
「それだけ、今の政府は、どこの国も強い」
 というわけではない。
 だからといって、昔のような、
「群雄割拠」
 ということでもない。
 戦国時代のように、その土地の英雄が出てきて、それぞれがひしめき合いながら、
「国盗り」
 というものを繰り返し、天下を狙うというようなことはないといえるだろう。
 そもそも、
「天下を狙う」
 という考え方がなくなってきたのだ。
「天下を取っても、いつ下剋上が起こり、滅ぼされるか分からない」
 ということで、
「それくらいなら、ナンバーツーか、その下くらいに収まっておき、目立たないところで、暗躍さえしておけば、影で金儲けができる」
 と考えている連中が多かった。
 へたに目立って、まわりから狙われることを思えば、影で暗躍することで、目立たずに私腹を肥やす方がいいのであった。
 だから、
「群雄割拠」
 といっても、そのほとんどは、自分たちの勢力範囲さえ確立し、そこを守れさえすれば、それでいいとしか思っていない。
 だから、
「自分たちが征服者になる」
 という征服欲を持った連中が現れないことから、国というものを治める人たちは、選挙で選ばれるということになる。
 元々は、国家元首は立候補制であり、
「立候補者がいなければ、推薦」
 ということになるのだ。
 実際に、このような世の中になってから、立候補者はいない。
 昔からの名残で、
「立候補するにも、お金がいる」
 ということで、さらに、推薦人も必要ということを思えば、
「誰が立候補などするものか。金儲けが目的なのに、何も、いつ狙われるか分からない物騒な国家元首になりたいなどと思わない」
 ということであった。
 だから、国家元首は、推薦ということになる。
「国家がある以上、国家元首を決める必要がある」
 ということで、影の実力者は、とりあえず、誰か、当たり障りのない人物を推薦し、その人物を影から操ることで、利を得ようということになるのだ。
 そういう意味で、この近未来の時代における国家元首というのは、
「貧乏くじだ」
 といってもいいだろう。
 しかも、国家元首というのは名ばかりで、確かに、それなりの利益は得られるが、そのかわり、
「いつも誰かに狙われている」
 という危険性と裏腹なことを考えると、やはり、貧乏くじだと言われても仕方のないことであろう。
 実際に、この国では、
「国家用心の暗殺」
 というものが横行し、大きな社会問題になっていた。
 ただ、今の世界は、
「国際連合」
 というものは存在するが、実際には、
「有名無実」
 となっていた。
 数十年前までは、
「国連決議」
 などというものが発令され、それなりに、存在意義を示してはいたが、各国で、
「国際社会などというものを見るどころではなくなってきた」
 ということで、自国の内乱というものが、流行ってきたのだった。
 それまでは、
「他国を侵略し、領土拡大を目指す」
 という一部国家の横行で、
「今の政府では頼りない」
 ということから、国内での内部紛争というものが起こってきたということであった。
 要するに、
「国家内乱」
 と言いながら、
「個人や、組織が勝手に自分 の存在意義を表すようになり、そうなると、秩序やモラルなどというものは存在しない」
 ということになるのだ。
 法律なども、
「あってない」
 というような、無法地帯となり、次第に、国家内での、小規模勢力が、次第に力を持ち、乱立することになるのだった。
 そうなると、そもそも、
「国際社会」
 などという言葉は消滅し、以前の国際社会と呼ばれたものが、国家レベルとなり、それまでの、国家レベルが、乱立する、
「それぞれの組織」
 となったのだ。
 ただ、世界の体制は、今までと変わりはないので、実際に力を持った、それぞれの組織は、
「影で暗躍する」
 ということにしかならないのであった。
 20世紀前半の世界では、
「大量虐殺」
 と呼ばれる時代で、
「二度の世界大戦」
 というものから、最終兵器と呼ばれる核兵器の登場で、
「実質的に、戦争は不可能になった」
 と言われる時代を経て、
「核開発競争」
 ということでの、
「核の抑止力」
 と呼ばれる時代があった。
 元々は、
「民主主義」
 と
「社会主義」
 という、それぞれを代表するに超大国による、
「冷戦」
 という時代があった。
 だが、それが終わりを告げると、
「いよいよ世界平和の時代か?」
 と思われたが、残った超大国一国による、
「身分不相応」
 の支配が破綻してくると、一度衰退した社会主義が盛り返してきて、以前の超大国とは違う国が君臨してくると、今度は新たな、
「国際社会の構造」
 というものが出来上がってきた。
 これが、実際には、まともに機能しないということになり、
「各国の小規模な組織の暗躍」
 ということで、その組織の影としての暗躍が、今の社会の特徴ということになってきたのだ。
 だから、以前であれば、
「国家元首」
 というと、
「権力の象徴」
 ということであったが、今では、その地位は、
「ただの腰掛」
 というものに過ぎない。
「お飾り」
 といってもいいだろう。
 しかし、暗躍する組織の中で、自分たちが少しでも地位を高めようとすると、
「国内での、クーデター」
作品名:近未来改造計画 作家名:森本晃次