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予知能力による抑止力

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「自分たちで開発し、超大国になる」
 ということであるが、今の時代においては、
「その破壊力によって、一歩間違えれば、地球が数発の爆弾で、破壊されてしまう」
 ということであったり、
「どちらかが、核戦争を引き起こせば、その報復で、世界は滅びる」
 ということになり、
「本来であれば、抑止として使えるものが、ちょっとした外交のアクシデントであったり、局地的な戦闘」
 というものから、全面核戦争が引き起こされるということになる。
 つまりは、
「突発的な事故」
 というものは、、今の世の中で起こってしまうと、それが直接、
「世界の滅亡」
 ということに直結するということであった。
 そういう意味で、
「予知能力」
 というものが、実際に人間の超能力として、誰に出も使えるようなものではないということになるのかも知れない。
 未来が分かってしまうと、
「自分さえよければ」
 という発想の人間が、その力を使うことで、予期せぬ、
「世界の滅亡を導く」
 ということになるからだ。
 あいりは、そこまではさすがに想定はしていないが、自分が、使う予知能力によって、できる、
「抑止」
 というものは、
「今の自分にはちょうどいい能力なのかも知れない」
 と感じた。
 そういう意味で、
「痴漢というものを行った男」
 であったり、それを脅迫に使った、
「佐土原」
 という男には、感謝したいくらいであった、
 ただ、あいりがその自分にとって、
「絶対的な立場になるであろう男を好きになった」
 というのは、想定外だったといえるだろう。
 そう、その男は、
「鈴村」
 だったのだ。

                  大団円

 鈴村と、あいり、さらに、佐土原の関係というと、
「三すくみ」
 の関係であった。
 この関係は、
「抑止力が働いている」
 といってもいいだろう。
 まるで、
「じゃんけん」
 であったり、
「ヘビにカエルにナメクジ」
 という関係だといえば、ちょうどいいだろう。
 ただ、この三すくみの関係というのは、それぞれに、
「抑止力」
 というものが働いているともいえるが、そこには、
「さらなる、悪影響が及ぶ」
 といってもいいかも知れない。
 確かに、
「抑止力」
 というのは、全面核戦争を防ぐということのように、大きな力を感じさせるが、
「一歩間違えれば」
 ということで、
「核のボタンを押しかねない」
 ということが分かってしまうと、世間は騒ぎ出し、マスゴミも容赦しないだろう。
 そうなると、
「想定していた」
 ということが狂ってしまうということで、それこそ、
「大東亜戦争」
 を例にとると、
「本来であれば、最初の数か月で、連戦連勝することで、敵の戦意を喪失させる」
 ということが、
「勝利の方程式」
 だったはずだ。
 しかし、実際に、戦争に勝ち続けるということになると、当初の予定のように、
「キリのいいところで、、和平に持ち込む」
 ということができなくなるのだ。
 というのも、
「マスゴミや世論」
 というものは、戦意高揚してしまい、ここで、
「和平に持ち込む」
 などといえば、
「弱虫扱い」
 をされ、戦争に勝利する前に、国家でクーデターが起こったり、軍の士気というものがまったくなくなってしまうということになるだろう。
 そもそも、日露戦争においては、
「戦争賠償金が取れない」
 というだけで、
「日比谷公会堂焼き討ち事件」
 というものに発展した。
 それを思えば、
「大東亜戦争で、和平交渉」
 などということを言いだした時点で、軍や、民衆は黙っていないだろう。
 なんといっても、
「軍や政府が、刻印に対して、欧米列強をアジアから駆逐する」
 という大義名分で始めた戦争なので、実際に、
「アジアからの駆逐」
 というものができていない時点で、国民の怒りというのは、必然ということになるであろう。
 ただ、
「致命的に物資に乏しい日本において、その物資が取れるところが、海の向こう」
 ということで、それらの地域を守るためには、
「太平洋全体を支配する」
 という状態でないと無理なのだ。
 つまり、
「そもそも、物資が乏しい」
 というだけで、広大な土地を守ることは不可能に近いのだ。
 それは、
「数年前から始まった中国との戦争で分かり切っていることではないか」
 ということになるのだ。
 つまり、
「戦術としては、それしかないということで、方法はあったのだが、これが物理的なことで考えると、無理がある」
 ということで、
「そもそも、戦争に踏み切る」
 ということ自体が、どの方向から見たとしても、無謀だといってもいいだろう。
 それを考えると、
「三すくみというものが、抑止につながる」
 という発想に無理があるといってもいいだろう。
 今回の三すくみに対しては、実際には、
「うまくいく」
 ということになった。
 というのは、
「三人、それぞれに、予知能力のようなものを持っている」
 ということだったからだ。
 ただ、そのことについて考えた時。
「それぞれが、さらなる悪魔」
 という発想に至ったのである。
「それぞれに、脅迫できるだけの絶対的な力を持っていて、自分の中に、予知能力がある」
 ということで、
「相手が考えていることが分かる」
 と思っていた。
 しかし、まさか、その相手も、
「予知能力を持っている」
 ということを知るわけではないので、
「それぞれに独特な力があることに気が付いた」
 ということであった。
「自分がいじめられっ子だった」
 ということで、まわりに気を遣うことに長けていると思っていた、
「佐土原」
 という男は、自分を脅している鈴村と同じ発想である、
「人とかかわりあいになりたくない」
 ということが、自分に必要だと思ったのだ。
 同じところがある相手からは、
「脅迫を受けることはない」
 という発想で、それこそ、
「今まで自分の感じたことがない発想だったのだろう」
 ということである。
「だから、あいりの方では、佐土原のような、
「躁鬱でありながら、自分の性格を分かる」
 という、実は、
「他の人とは違った発想を持つ」
 ということに活路を見出そうと考えていたのだ。
 今度は、
「鈴村としては、あいりに対して、恋愛感情」
 というものを否定するということが活路になると思ったのだ。
 だから、あいりが
「本当は鈴村のことを好きだったはずなのに、急に嫌いになった」
 というのは、
鈴村のあいりに対しての力というものが、影響しているということになるのだ。
 それぞれの、
「三すくみ」
 というものによる力関係というものは、
「自分に対して、強力な力を持っているということにおいて、それを予知する力から、今度は、絶対的な強い力に対して、その抑止をいかに利用するか?」
 ということで、この三人の関係は、、
「平衡状態」
 という、
「抑止力」
 というものに包まれているといってもいい。
 その予知のための力として、
「無限の可能性」
 ということから、
「時系列による、超能力」
 ということで、
「予知能力」
 というものが、
「夢の世界」
作品名:予知能力による抑止力 作家名:森本晃次