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世界観

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その3


最近同年配のともだちの体調や環境がすぐれないことが多いが、それぞれに子供や連れ合いに支えられたりして日々を過ごしているようだ。

私はたまに娘が帰省するぐらいで、日常的にはひとり行動をしている。

昨日は親しい友人から近所の弔問に行きたいので一緒に行って欲しいとお願いされた。訪問先は前章で書いた私の友達の家だ。
お二人の家はご近所さんの間柄で付き合いはないが葬儀のときの弔問はしてもらったらしい。

小一時間ほどお二人の会話に耳を傾けながら寄り添っていた。
弔問先をおいとまして同行した友達を自宅に誘った。久しぶりに二人で話すことができた。

彼女にはこれまでお元気なときは何かと気遣ってもらっていたが、今は彼女の人生で一番と思えるほど苦しい状況なのでせめて話し相手になりたいと思っている。

作品名:世界観 作家名:笹峰霧子