地図から抹消された村
といってもいいだろう。
それが、
「無限の発想」
ということであり、この村における、
「血のつながり」
というものではないだろうか?
「そのうち、日本のどこの街も、地図から消える運命にある」
といってもいいだろう。
それは、
「血のつながり」
というものと、運命を共にするということであり、今の田舎が嫌われるという根拠のようなものではないだろうか。
「地図に載っていない、抹殺された村」
確かにそんな村は、存在したのであった。
( 完 )
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作品名:地図から抹消された村 作家名:森本晃次