SFと歴史の分岐点小説
「歴史が出してくれる」
という答えを、いったいどこで見つけようというのか?
この小説は、
「本当は、架空の小説を書く」
というのが目的であるが、結果として。
「限りなく現実に近い、架空の話」
というものを作り上げたということになるのではないだろうか?
それが、普段から、自分の中で、
「本来は、小説として書きたいと思ったことではない」
というはずの、
「政治的な話題」
というものではないだろうか?
そう考えてみると、
「SFチックな話」
というのは、
「歴史が出してくれる答えを求めていく」
ということではないのだろうか?
( 完 )
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作品名:SFと歴史の分岐点小説 作家名:森本晃次