悠々日和キャンピングカーの旅:⑭西日本の旅(山陰(前編))
入口から入った直ぐ左側がコーヒーショップ、右側が雰囲気のある喫茶室で、駅舎の中とは思えない感じがしたが、正面の改札口で、ここが駅だったことを思い出したほどだ。
駅員に、入場券について伺ったところ、既に陽が暮れており、今日の入場は終了したとのこと。確かに、ホームから駅構内に入るのは危険な感じがした。明朝、明るい中でしっかりとC12などを見ることができるので、その方がベターだ。
その後、喫茶室でコーヒーとお菓子を食べ終わった70代くらいの女性と、この喫茶室の話になり、彼女はこの雰囲気が好きだと言っていた。今、「キャンピングカーの旅」をしていることを説明したところ、それならばと、まだ開いている観光案内所に行くこと勧めてくれ、わざわざそこまで案内してくれた。サンクス。
観光案内所の女性から、若桜の街の概要を教えて頂き、マップも頂いたので、歩く代わりに、「ジル」でゆっくりと町の中を走ってみたが、やはりよく分からず、明日、漫歩することに決めた。
そういえば、観光案内所の女性から、ここに到着する気動車は、車内の電灯がレトロ風なオレンジ色なので良い雰囲気だよと教えてもらったことを思い出し、若桜駅に戻ってみたところ、ホームには到着したばかりの気動車(ディーゼルカー)が入っており、その写真を撮った。
2両連結の先頭車はレトロチックだったが、2両目はラッピングカーで、何とそれは、スズキのバイク「ハヤブサ」で、それらの写真を撮った。
その時に思い出したのは、若桜に向かっている時に見た「隼駅」の案内表示で、その二つが今、つながった。明日は、「ハヤブサ」の聖地の「隼駅」に行ってみることにした。
そして、道の駅に戻った。
午後7時を過ぎた今、空腹だった。
夕食は、レンチンの赤飯、子持ち鮎の甘露煮、まだ残っていた鯖のからあげ、そしてインスタント味噌汁で、生野菜を食べていなかったため、そこは野菜ジュースで補充した。
この道の駅は山間にあり、地デジの電波状況は期待できそうになく、今夜もテレビを見られないと思っていたが、4局の受信ができた。それを見ながら、夕食を食べ、そして今日の残りの「旅のメモ」を書いた。
今夜はかなり強い風が吹いていた。その風が止んだのは午後10時過ぎだったが、今度は雨が降り始めた。かなりの雨量だ。今回の旅で初めての本格的な雨だ。トイレに近い庇のある駐車場の横に停めたのは正解だった。
この紀行文を執筆しながら、道の駅「若桜」付近のマップを見ていたところ、「第29号桜オートバイ神社」なるものを見付けた。えっ、そんな神社あったの? 見落とした?
そこで、少し調べたところ、2024年4月20日にオープンしたとのことだった。だからか。「キャンピングカーの旅」の時はまだ存在していなかったので、気が付かなかった訳ではなかった。
それにしても、一般的に、神社を建てることを「創建」というが、ネット情報には「オープン」と書かれていたのは、何か背景でもあったのか?
【今日の一言】 鳥取砂丘は大きかった。