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照る日曇る日

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その2


脚が強くどこまでも歩くが脳の衰えの激しい老人がいる。
一方で脳はしっかりしているが、身体の一部、主に下肢が弱り次第に歩きにくくなっている者。

私は後者である。
体重が身長に比していやに重いのも、足が巻き爪で運動靴を履くと痛いのも原因とわかっている。
歩きにくいから歩きたくない、歩かないから下肢が弱る。
此処で少しでも歩こうと決心をするが過度になると腰痛が出る。


今日は生活勉強会に入会して出席した初日だった。
再入会20年目。
100歳に手の届く方が遠方へ行かれることになり私の入会をとても喜んでいただいた。
もうお目にかかることは無いのだと思うと妙に寂しく思われた。そのご老人の分を私が後を継ごうとおもう。体力はないけれど読書の感想ぐらいは言える。
会の最後の雑談も楽しい。
来年から気分的に活気が出るかもしれない。

 

作品名:照る日曇る日 作家名:笹峰霧子