悠々日和キャンピングカーの旅:⑪信州の旅
■旅の準備
旅の準備は、これまでの紀行文でも触れているが、「キャンピングカーの旅」が終わる度にメンテしてきた「旅の準備リスト」を見ながら進めた。
その中でも「電・冷・水・圧」(※)は必須で、それに食材、着替えを積めばOKだが、忘れてはならないのがPCとポケットWiFiだ。
※「電・冷・水・圧」の詳細
・電:出発の前日から一晩中、「ジル」に外部電源(100V)を接続して、サブバッテリーを満充電。(あとに気付いたことだが、自宅の敷地内の屋根のないカーポートに「ジル」を停めているので、「ジル」の屋根に取り付けられたソーラーパネルの発電で、サブバッテリーは満充電になっている)
・冷:その外部電源に接続している間、冷蔵庫をMaxで冷やしながら、その冷凍室にたっぷりと入れた保冷剤をカチンカチンに凍らせる。その理由は、旅での就寝中、冷蔵庫のモーターのOn/Offを繰り返す作動音が意外と大きくて気になるため、スイッチを切るのだが、その間、凍った保冷剤で冷蔵庫内を保冷するため。
・水:2種類の水を積み込む。まずは飲み水用だが、水道水をポリタンやペットボトルに約30リットル、生活水用に「ジル」の内蔵タンクを水道水で満タンにする(87リットル)。水だけで、人ひとり分以上の重量増になってしまう。なお、この作業の際に、フォーセット(蛇口)から水が出ることを確認することが重要で、それは、「ジル」を使用していない間に、ポンプのスクリューが固着する可能性があるためだ。
・圧:「ジル」の車重は3トンもあるため、タイヤの空気圧の管理(6kgf)が重要。空気圧が低いとバーストの原因になるとのこと。バンテック社から教えて頂いたバーストの主な原因はタイヤの寿命で、その摩耗状況の点検も必要だが、その摩耗量が少なくても、製造年月から3年半くらいでの交換を勧められた。今はまだ、その期限に至っていないので、空気圧管理だけで大丈夫だ。
作品名:悠々日和キャンピングカーの旅:⑪信州の旅 作家名:静岡のとみちゃん