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ショートショート まとめ

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スーヤンは朝出社し、オーリンは家事全般をこなし、何不自由ない暮しでした。だんだん町へ出ることもおっくうになった三毛元は、「寝ている時が一番幸せだなあ」とダラダラと眠って過すことが多くなりました。寝るのが趣味になり、リビングのソファーはもちろん、ベランダから各部屋ごとに寝床をこしらえて貰い、眠りを貪った。食事も「オーイめしっ」と言うと今まで食べたことのないような物が手際よく出て来た。それは美味しいのだが、少しずつ三毛元の身体は小さくなってさらに毛深くなって行った。

スーヤンは朝出社し、オーリンは家事全般をこなし、何不自由ない暮しでした。だんだん町へ出ることもおっくうになった三毛元は、「寝ている時が一番幸せだなあ」とダラダラと眠って過すことが多くなりました。寝るのが趣味になり、リビングのソファーはもちろん、ベランダから各部屋ごとに寝床をこしらえて貰い、眠りを貪った。食事も「オーイめしっ」と言うと今まで食べたことのないような物が手際よく出て来た。それは美味しいのだが、少しずつ三毛元の身体は小さくなってさらに毛深くなって行った。

オーリンが「ちょっと買い物に行ってくるよ。いいこでお留守番ね」と言う。

三毛元は「ニャン」と言った。

スーサンが会社から帰宅してきて、
「ミケーっ、帰ったよー、お土産だよ」と言う。三毛元は少し面倒に思ったが、ヨッコイショと体を起し、スーサンの所に行き、スーサンの足に頭をグイグイこすりつけた。