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静岡のとみちゃん
静岡のとみちゃん
novelistID. 69613
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悠々日和キャンピングカーの旅:⑦能登半島(福井県)

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この「キャンピングカーの旅」で、特に心に残る4つの出来事があった。それは
  ・田んぼから、そっくり出土した「一乗谷」、往時が偲ばれる。
  ・砂浜に停めたキャンピングカーと波との距離1m、ここは「千里浜なぎさドライブウェイ」。
  ・人生で最高の「海鮮丼」、能登の魚はホントに、ホントに美味かった。
  ・40年振りに再会したリアル「見附島(軍艦島)」、近付くと想像以上の“ザ・迫力”。
 多くの出来事や出会いがあった3泊4日の夫婦の「キャンピングカーの旅」を振り返る。

■考え方や思いが異なる夫婦が旅に出た
 風光明媚ではない凡庸な景色に風情を感じてキャンピングカーを停めて眺めてしまう夫、そういった景色は単なる車窓風景にしてしまう妻、“ものの見方”が異なる夫婦。
 夫は妻を気遣うが、妻の「はいはい、さあ行こう」と促され、後ろ髪を引かれながらキャンピングカーのエンジンを掛けてアクセルを踏む夫。それが夫婦の「キャンピングカーの旅」の秘訣だと、分かった振りをして自由にやってきた夫、それを軽く許してくれる妻、絶妙なバランス感覚の夫婦の「キャンピングカーの旅」は面白い。