悠々日和キャンピングカーの旅:⑥びわ湖一周の旅(滋賀県)
「キャンピングカーの旅」の話に戻そう。
昼食後は岡崎バイパス(R23)に乗り、西へ西へと走った。走りながら決めたのは、びわ湖には、桑名から関ケ原を経由して、びわ湖に下るルートを進むことにした。
伊勢湾北部に広がる濃尾平野の田園地帯からは、伊勢湾岸自動車道の幾つもの巨大な橋が見えた。それらは濃尾平野の大河の河口に架かる橋で、今日は多分、かなり強い横風が吹いているのだろう。やがて、R23も川幅が約1kmの、おびただしい水量の木曽川、長良川、揖斐川のそれぞれが長い橋を渡って西に進んだ。
JR関西本線の「桑名」駅に隣接した三岐鉄道(さんきてつどう)の北勢線(ほくせいせん)の始発駅「西桑名」駅に立ち寄った。
以前、軽便鉄道(けいべんてつどう:簡便な規格で安価に建設された鉄道、軌間762mm)の取材で、北海道の遠軽(えんがる)の森林公園の中を走っているSLの「雨宮(あめみや)21号」、静岡県で半世紀前に廃線になった「駿遠(すんえん)線」、そして、この「三岐鉄道北勢線」の電車の記事を執筆したことがある。その記事を脱稿後、私なりに軽便鉄道を極めたいと思ったのか、「駿遠線復活物語」を執筆してしまった(novelist.jpに投稿済み)。
作品名:悠々日和キャンピングカーの旅:⑥びわ湖一周の旅(滋賀県) 作家名:静岡のとみちゃん