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桐生甘太郎
桐生甘太郎
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八人の住人

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89話 満身創痍






こんばんは、五樹です。今回は、交代した理由を、1日のスケジュールと共に説明してみます。


わざわざ千字も掛けて書く必要は無いのですが、完結に述べますと、「疲労と空腹」です。「疲労」には、「緊張による精神的疲労」も含まれます。

と言いますのも、現在僕は目覚めたばかりですが、また疲労困憊で、とてもお腹が空いているのです。


今日、時子は、朝方に2km離れたコンビニまで歩いていき、少しの買い物をして、また歩いて帰りました。

その後、夫君が家を出る時間に、睡眠導入剤と安定剤を飲んで、彼女は眠ります。日中一人で過ごす事で、寂しさに追い回されないようにです。それは9時位でした。

一度起きた時は、運良く僕が表に出て目覚めたので、僕は、二度寝三度寝と睡眠時間を伸ばし、大体7時間程眠れました。最後に起きたのは、大体16時位だったと思います。

僕は、充分眠ってから起きて少し家事をして、Twitterには、これこれの時間眠れて、家事はこれこれが済んでいると書いておきました。

ですが、それが分かった途端、時子は今度、喫茶店までまた往復で歩き、4kmのウォーキングを敢行したのです。眠る前にも歩いたのに。

はっきり言って、無理のし過ぎです。少し軽くなったとはいえ、時子は中等度のうつ状態にあります。帰宅してからのシャワーも苦痛で、大変な努力をしないと出来ないのですから。

それから、今日、夕方に目覚めた時の食事は、とても少なかったです。僕は食後に交代した時に、おかずを足して食べました。

1日に8kmも歩くなんて、絶対に必要ないはずです。特に、病人には。


時子は歩くのが好きですし、「運動はウォーキングしかやりたくない」、「家での筋トレなどは面倒」と言ってはいましたが、だからってここまでやらなくていいでしょう。

糖尿病の血糖コントロールは改善しそうですが、今まで以上の落ち込みが出ないかが心配です。

僕は、22時になったら充分な食事を摂る事にします。ここまでお読み頂き、有難うございました。また来て頂けると嬉しいです。それでは、また。




作品名:八人の住人 作家名:桐生甘太郎