悠々日和キャンピングカーの旅:⑤山梨県の旅(白州、河口湖)
到着した「小作」の駐車場はたいへん混雑しており、中に入れず。期待の「小作」を諦めて、少し先にある「ほうとう不動」という大きなレストランがあったので、そこの駐車場に入った。店内に入ったところ、長い行列が出来ていて、その最後列に並んだ。新型コロナの感染が広がりつつある状況下、行列の中の若い連中が、かなり大きな声で会話している。このご時世、こんな状況はまずいのではと判断し、そのレストランから退出した。
ほうとうを食べたいが、身延で食べたイマイチのほうとうの二の舞はしたくはない。しかし、当てもない。何気なく、河口湖の湖畔の駐車場にキャンピングカーを停めた。
その時、「ボートに乗らんかね」と初老の男性に声を掛けられ、「今はボートでなく、ほうとうだよ」と応えると、「あそこの店のほうとうは、ばあさんが作っていて、ここいらでは一番美味いよ」と、絶妙なタイミングで、良い情報を得た。地元の人の評価は最も信じるに値することから、そこに向かうことにした。そして、この紀行文の冒頭で触れたように、本当に美味い“ほうとう”だった。最高、最高、最&高の味だった。
ボート屋の男性に、ほうとうが美味かったお礼を伝え、ボートには乗らず、河口湖を後にして、帰路に就いた。
再びR139に入り、富士山を左回りに走るため、先ほど走った道を戻ることになる。再び樹海を抜け、精進湖をちらっと見て、富士山の西側を南下、その先の道の駅「朝霧高原」に到着。
駐車スペースが空いておらず、奥の駐車場に停めた。そこには、キャンピングトレーラーのみが停まっていた。よく見ると、発電機が作動しており、それを外部電源として、トレーラー内のサブバッテリーを充電中のようだった。私のキャンピングカーのサブバッテリーの充電量について、少なからず不安があったので、発電機を搭載すれば、その不安が解消するのではないかと、ヒントを貰った。サンクス。
そして、道の駅のショップに入り、息子夫婦向けの土産に、高価な牛乳を購入した。
道の駅からはひたすらR139を南下、朝霧高原パラグライダースクール、もちや遊園地(以前、その二輪車会館を見学したことがあるが、ものすごい台数の古いバイクが展示されていて必見だ)、まかいの牧場、そのあたりの公園等々、このR139沿いには、多くのレジャーポイントがあり、私たちの子供らが小さい頃を思い出した。
新富士ICから新東名に乗り、新清水JCT・清水JCTから東名に入り、焼津PAで小休止。そして掛川ICで高速を下りて、自宅に向かった。
旅の終わりはいつもそうだが、「お疲れさん」と「また行こうね」が夫婦の合言葉のようだ。しかし、妻の目は、次からはサプライズはやめてね、と言っているようだった。
次は、計画内容を妻に説明して、承認を貰って・・・と、仕事のようなプロセスや手続きを思い出したが、パワーポイントで作成した資料を使ってのプレゼンテーションは不要だ。