悠々日和キャンピングカーの旅:①伊豆半島
■執筆後記
初めての「キャンピングカーの旅」とその前後を含めて、特に心に残ったことは、以下の3つだった。
何を置いても先ずは、キャンピングカーそのものと、その装備類の扱い方を知ったことだった。そのための「旅の準備」はたいへんで、やっかいな側面もあったが、ひとつひとつが楽しいものだった。その結果、旅先で困ることはなく、妻との楽しいひと時を送ることが出来た。
次に、初めて訪れた道の駅での車中泊には不安がないことはなかったが、大型トラックは駐車しておらず、静かな雰囲気のまま朝を迎え、熟睡が出来たこと。次の旅に向けて、小さな勇気が備わった気がした。
最後は、実際に「キャンピングカーの旅」に出掛けなければ分からなかったことだが、キャブコンは本当に注目されることが分かった。これまでに感じたことのない嬉しさもあったが、それ以上に、だからこそ品行方正な振る舞いをしなければならないことを痛感した。
以上、少し強烈なことを書いてしまったが、「キャンピングカーの旅」とは、「自己責任の下で、新たな自由を得ることが出来る旅」だと暫定的に定義しておきたい。平たく表現すれば、キャンピングカーの旅に出て良かった、楽しかった、また行きたい、そう思った。
「キャンピングカーの旅」の広がりや奥深さはまだまだ分からないが、回数を重ねながら、私なりに極めたい気持ちを強く感じた。
最後に、この紀行文をキャンピングカーのオーナーの皆さんが読めば、キャンピングカーに乗り始めた頃を懐かしく思い出されたことでしょう。また、これからの人にとっては、この紀行文の内容はやがてあなたの体験になるやもしれません。
■旅のメモ
・期間:2019年11月30日~12月1日(1泊2日)
・走行距離:457km
・立ち寄った道の駅:4ヵ所
・立ち寄った温泉:1ヵ所
作品名:悠々日和キャンピングカーの旅:①伊豆半島 作家名:静岡のとみちゃん