悠々日和キャンピングカーの旅:プロローグ(後半)
■セカンドライフを成立させる条件があるやも
両親が高齢であることから、私の寿命を仮に90歳と仮定して、「キャンピングカーの旅」を元気に楽しむことが出来るのは80歳までとすると、残りは約15年。元気に趣味を楽しむセカンドライフはそれほど長くないような気がする。かなり真面目な内容だが、だからこそ、毎日を大切にしたい。
たとえば、今日を振り返り、明日の予定を立てて、更には3年間の「遊びの中期計画」も考えておきたい。その実現にはやる気(遊び心?)が最も大切になるのだろう。
改めて考えると、セカンドライフを支える必要条件は“健康”、そして十分条件は“担保された生活資金”なのだろう。
前者については、ここ10年以上も風邪すら引かず、新型コロナにも感染していないので、健康を維持していると思っている。これまでの健康診断の結果で再検査を受けたことはなかったが、最新の血液検査の結果には多少のネガティブな部分が見られるものの、それは食事内容を少し見直せば良い程度だ。
趣味のパラモーターは足で着地することから、日課としてのウォーキングは10年以上やっていて、ふくらはぎには立派に筋肉が付いている。それと比較すると、ふとももは少し見劣りするため、階段の上り下りで鍛えたい。人の衰えは足からと言われるが、それにも備えている。
後者については、人生100年までの生活資金はかなりの額が必要だと、世間では言われている。確か55歳の頃に勤務先で開催されたライフプランセミナーに妻と一緒に参加し「退職後の人生設計」を行ったところ、資産は減るどころか、多少増えてしまう結果になり、驚いたことを憶えている。人生設計の際に、多少の前提条件の不足があったかもしれないが、その後、二人の子供たちは大学を卒業して就職、既に結婚しており、家も建てた。今後のライフプランに影響を及ぼす大きな要素は片付き、セカンドライフは明るいと思っている。ただ、ケガや大病をしてしまうと趣味の継続は難しくなるかもしれないが、医療費は生命保険でカバーされるので安心だ。
私はかなり脳天気な性格ではないと思うが、現役の頃、頭痛を抑える鎮静剤や疲労回復のための栄養剤を時々使っていたが、今、不要だ。
作品名:悠々日和キャンピングカーの旅:プロローグ(後半) 作家名:静岡のとみちゃん